ホンダは8月24日、2018年秋に発表予定のNSX改良モデルをホームページ上で先行公開した。
1990年から2005年まで生産された初代NSXに続き、2016年8月に発表された2代目NSXは『人間中心のスーパースポーツ』というコンセプトは継承しつつ、「新時代のスーパースポーツ体験」を提供するべく開発された。
そんな2代目NSXはV6ツインターボエンジンをミッドシップにレイアウト。高効率・高出力の3モーターハイブリッドシステム『スポーツハイブリッドSH-AWD』や9速デュアル・クラッチ・トランスミッションなどとの組み合わせで、力強い加速や優れた回頭性を実現している。
日本国内では2017年2月27日に発売された2代目NSXは、国内価格で2370万円(税込)というプライスにもかかわらず、発表から2年弱で約400台の受注を得る人気モデルになっている。
そんなNSXに改良モデルが登場する。今回の改良で、ホンダはNSXのコンセプトである『人間中心のスーパースポーツ』の進化を目指したといい、「日常からサーキットでのスポーツ走行まで、ドライバーとクルマの一体感が生み出す“操る喜び”をさらに追求するとともに、デザインにおいてもスポーツカーとしてのたたずまいに磨きをかけています」としている。
先行公開されたホームページ(https://www.honda.co.jp/NSX/new/?from=newslink_text)では、インディ500ウイナーの佐藤琢磨が改良型NSXをテストする動画も公開されているので、チェックしてみよう。動画のなかで琢磨は「第一印象、すごく正常進化したなと感じました」とコメントしており、好印象をもったようだ。
ホンダはこの改良型NSXを2018年秋に正式発表する予定だ。