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鈴鹿10時間:ペイド・プラクティスは28号車フェラーリが首位。23号車GT-Rが続く

2018年08月24日 12:21  AUTOSPORT web

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8号車フェラーリ488 GT3
インターコンチネンタルGTチャレンジ第3戦・第47回サマーエンデュランス 鈴鹿10時間耐久レースは8月24日、鈴鹿サーキットで午前9時40分からペイド・プラクティスが行われ、ニック・フォスター/デイビッド・ペレル/吉田広樹組ハブオート・レーシングの28号車フェラーリ488 GT3が2分03秒525でトップタイムをマークした。

 国内外から35台の車両が集結し、8月23日の特別スポーツ走行からスタートした鈴鹿10時間。前夜は台風20号の影響でウエットコンディションとなり、夜には強い風雨が舞った鈴鹿サーキットだが、この日は雲が多いながらコンディションは好転。走り出しこそ水があったもののすぐに乾き、待望のドライコンディションでペイド・プラクティスがスタートした。

 前日の特別スポーツ走行ではCarsTokaiDream28、ARN Racing、ベントレー・チームMスポーツの2台のベントレ・コンチネンタルGT3は走行しなかったものの、この日は4台ともにコースイン。35台全車が周回を重ねていった。

 途中、開始から1時間ほどというところでストップ車両が出たため赤旗中断となったが、そのほかはピットアウト・インを繰り返しながら周回。セットアップ等を進めていった。セッション後半以降は少しずつタイムも上がり、上位陣は2分03秒台につけている。

 そんななか2分03秒525でトップタイムとなったのは、プロ-アマエントリーである28号車フェラーリ。2番手にはKCMGのエドアルド・リベラティ/リチャード・ブラッドレー/オリバー・ジャービス組ニッサンGT-RニスモGT3が続いた。3番手にはアウディスポーツ・チームWRTのシェルドン・バン・デル・リンデ/スチュワート・レオナルド/ジェイク・デニス組17号車アウディR8 LMSが続いている。

 4番手には日本チームが。今回エヴァンゲリオンカラー初号機カラーに彩られているJLOCの平峰一貴/マルコ・マペッリ/アンドレア・カルダレッリ組88号車ランボルギーニ・ウラカンが2分03秒694というタイムで続いている。日本チームとしては永井宏明/平手晃平/嵯峨宏紀組ARN RACINGの8号車フェラーリが10番手に。GAINERの平中克幸/安田裕信/星野一樹組11号車ニッサンGT-RニスモGT3が11番手となっている。

 上位陣は非常に僅差で、トップから14番手までが1秒差以内という状況。この後13時50分からのフリープラクティス1回目、18時30分からのフリープラクティス2回目で、その差がどう詰まるのか気になるところだ。