「付き合ってはいけない3B」という言葉がある。「美容師」「バーテンダー」「バンドマン」のことで、イニシャルがBであることから来ているが誰が言い始めたか定かではない。でもいつの間にか世間に浸透しているのは、なんとなく合点がいくということではないだろうか。
先日ガールズちゃんねるでは、その3B説の1つを検証するような「バンドマンと付き合ったことある人」というスレッドが立った。トピ主は「バンドマンはクズとは一概には言いきれない」と言うが、元カレが「他に女作って荷物も持たずに出て行ったきり音信不通」とのこと。(文:ツマミ具依)
浮気の言い訳が「ロッカーに品行方正を求めるお前がどうかしてる」
スレッドを見ると、バンドマンが「付き合ってはいけない」と言われる要素が明確になった。まずは女癖の悪さだ。
「あるけど5股された! 私が5番目だから傷はまだ浅い方だったけどそれでも半年付き合っちまった! 一番の古株は2年半付き合ってた。ちなみに全員ファンだった」
「4股されたけど結婚して先日浮気されたところ。(略)そこそこ人気があるためファンがしつこい。4股相手も浮気相手も全部ファン」
中には浮気をされ「ロッカーに品行方正を求めるお前がどうかしてる」と悪びれる様子もなく言われた人もいた。
お金がないのも「付き合ってはいけない」と言われる理由の1つだ。
「元カノから金返せと電話がきた。サラ金借りまくりで職場で横領して逃げたみたい」
「20代前半の時付き合ってたけど、とにかくお金がなかった。チケット売れなかったら自分達で払わないといけないし」
「電車賃がないから会えないと言われてタクシーでバナナと缶詰を届けに行った」
バンド活動を優先するためにあえて定職に就かず、ヒモになるケースも珍しくない。チケット代やスタジオ代などもばかにならず、売れるまではほぼ利益は出ないし、売れる保証もない。
中には「結婚しました。今でもバンドしてます。普通の人です」という人も
それでもなぜバンドマンに惹かれるのか。もちろんビジュアルの良さもあるだろうが、
「バンドマン男は、割りと純粋な人ばっかでした。かわいい人多いです」
「アーティストは大概ピュア。母性本能強い女はそこが可愛く見えるが苦労する」
という声がちらほら上がっていた。世間に流されず夢を追いかける姿に惹かれるのかもしれない。またスレッドのほとんどはバンドマンの元彼との苦い思い出が占めていたが、例外もいくつかある。
「結婚しました。今でも、バンドしてます。普通の人です」
「旦那がバンドマンです。が、ビジュアル系だけでは食べていけないので就職もして子供もいます。普段は真面目なパパですよ。今もライブ活動は続けてるけど仕事もライブもお金になるので普通より良い生活を送れてます。どんなにファンに言い寄られても浮気ひとつした事のない人です」
当然、バンドマンであっても真面目で誠実な人はいる。だが、見た目も中身も申し分ない人を探し出すのはかなりハイレベルなことかもしれない。