トップへ

大友花恋、志田彩良、箭内夢菜……『チア☆ダン』Rocketsの要となる注目の若手女優たち

2018年08月24日 06:02  リアルサウンド

リアルサウンド

写真

 女子高生たちがチアダンスで全米制覇を目指す青春ドラマ『チア☆ダン』(TBS系)。主演の土屋太鳳をはじめ、E-girlsの石井杏奈ら運動センスに長けた若き精鋭たちが全力のダンスと演技を披露する姿は、高揚感と感涙必至。そんな中でも「この子が気になる」と、思わず目が止まる注目女優たちを改めて紹介したい。


【写真】Rocketsメンバー


■大友花恋


 まずは、チアダンス部「Rockets」で異色の存在感を放つメガネ女子・榎木妙子を演じる大友花恋。現在、『王様のブランチ』(TBS系)にもレギュラー出演している大友は、2012年にドラマ『結婚同窓会~SEASIDE LOVE~』(フジテレビTWO)で女優デビューを果たす。2013年に雑誌『Seventeen』(集英社)のオーディションでグランプリを受賞し、専属モデルとしての活動をスタート。一方、女優としてもドラマ『悪夢ちゃん』シリーズ(日本テレビ系)や映画『案山子とラケット ~亜季と珠子の夏休み~』(2015年)に主演するなど、キャリアを重ねてきた。


 先日地上波初放送となった映画『君の膵臓をたべたい』(2017年)では、主人公・桜良(浜辺美波)の親友・恭子役(学生時代)を熱演。最愛の友人を思うあまり、僕(北村匠海)と桜良の関係にヤキモチを妬く物語のキーパーソンを、嫉妬心向きだしの眼差しで演じてみせた。


 他の作品でも気の強いしっかり者タイプを演じているイメージも強い大友だが、『チア☆ダン』で見せるのはダンスに苦手意識のある弱気な姿。周囲の視線を常に気にするような上目遣いで、自分に自信を持てずにいる女子高生の心情を巧みに表現している。


 ちなみに大友は2016年に「第95回全国高等学校サッカー選手権大会」の応援マネージャーに就任しており、毎年恒例のリフティング企画では15回を叩き出した運動能力の持ち主。過去には「ダンスは得意」とも公言しており、妙子はいわば技量を抑えた役どころ。自身とは真逆ともいえるキャラクターを、頭の先からつま先まで、身体全体で演じている彼女の表現力に改めて注目してみてほしい。


■志田彩良


 第6話で、太郎(オダギリジョー)の容態の深刻さにいち早く気づいた蓮実琴役を演じているのは志田彩良。2013年から雑誌『ピチレモン』の専属モデルとして活動してきた志田は、『NTTドコモ』や『環境省』、『ミサワホーム』といった多数のCMに出演。また女優としては、2014年に短編映画『サルビア』でスクリーンデビュー。2017年には『ひかりのたび』で長編映画初主演を果たし、9月16日には映画『きらきら眼鏡』が公開となる。


 透明感のあるクールな美少女といった印象の強い志田は、『チア☆ダン』で日本舞踊の家元の娘を好演中。人見知りの性格ゆえ、それほど目立つ役回りではないのだが、抜群のスタイルと控えめな雰囲気から滲み出る美しさに自然と目を奪われる。そして前話では、現場復帰が難しい太郎の意をくんで、今までの自分を吹っ切るかのように一念発起。率先してチームを引っ張る凜とした姿に、ますます心惹かれてしまう。


■箭内夢菜


 同じく「Rockets」の初期メンバーで、バレエ経験がある橘穂香を演じるのは箭内夢菜。昨年、雑誌『Seventeen』の専属モデルオーディションでグランプリを獲得したばかりの箭内は、実は今作でドラマ初出演というフレッシュさだ。


 とはいえ人気は折り紙付きで、驚くべきはCM出演本数。今年だけでも『福島民友新聞社』『イミュ デジャヴュ 塗るつけまつげ』『大塚食品 ビタミン炭酸MATCH 』『東進ハイスクール』『ACジャパン 交通遺児育英会』といったCMが続々と放送開始。とりわけ『チア☆ダン』放送時にも流れる『森永乳業 蜜と雪』CMの印象は強く、穏やかな表情で「粉雪」を口ずさむ姿と、劇中で見せる気の強い瞳は、それぞれ違った魅力に溢れている。まだまだ芸歴は浅い箭内。だが、今作を機にドラマ・映画と活躍の場を広げていくことは間違いないだろう。


 ほかにも、わかば(土屋太鳳)と和解し「Rockets」入りを果たした稲森望役の堀田真由、不登校気味だったところをスカウトされ、今ではアツいメンバー愛を持つ柴田茉希役の山本舞香、正義感の強い学級委員・桜沢麻子役の佐久間由衣、陸上部にも所属する体育会系女子・栗原渚役の朝比奈彩、衣装デザインを担当するわかばの親友・柳沢有紀役の八木莉可子と、『チア☆ダン』は人気急騰を間近に控える個性豊かな女優たちが大渋滞。物語の行方のみならず、彼女たちが歩みを進めるブレイク街道からも目が離せない。


(nakamura omame)