イベント『茅ヶ崎サザン芸術花火2018』が10月27日に神奈川・茅ヶ崎のサザンビーチちがさきで開催される。
音楽と花火を掛け合わせた『芸術花火』シリーズの一環で行なわれる同イベント。デビュー40周年を迎えたサザンオールスターズの楽曲と花火が30分の1秒単位でシンクロする。茅ヶ崎は桑田佳祐の出身地で、サザンオールスターズにとっても縁の地。なお、イベント中サザンオールスターズの出演予定はない。
打ち上げる花火は、『黄綬褒章』を受賞し、花火の協議会で『総理大臣賞』を幾度も受賞している野村花火工業の野村陽一をはじめとする純国産のもの。楽曲にあわせ、花火コレオグラファー・大矢亮による花火の特性を計算して組み立てる演出がなされる。会場は場所の特性ごとにブロック分けされ、指向性のスピーカーが各エリアに設置される。座席は約33000席が用意される。
また開催翌日の10月28日には、ビーチクリーンイベント『世界一美しいゴミ拾い大会』を実施。ボランティアを募って朝から開催される同イベントは『芸術花火』シリーズでは毎回セットで行なわれている。
チケットの先行販売は9月2日23:00まで受付中。
■野村陽一(野村花火工業)のコメント
国民的なレジェンドであるサザンオールスターズの楽曲と合わせながら花火を打ち上げる。一度はやってみたいと思っていたことでした。サザンの曲はスピード感に溢れ、躍動感があります。現代の花火は0.1秒間隔で打ち上がっていくので、サザンの曲に合わせた花火というのは見所たくさんの花火になると確信しています。
■大矢亮(花火コレオグラファー)のコメント
『茅ヶ崎サザン芸術花火2018』に携われることになり、光栄です。ていうか、最高です。音楽花火でプログラムを作っている人だったら絶対一度はサザンの楽曲を使っているでしょうし、必ずやりたい曲に入っています。花火との相性がいいんです。今回は、全部丸ごとサザンオールスターズの楽曲だけで、ノンストップで花火をシンクロさせる。想像がつくし想像がつかない、そんなサザンオールスターズの音楽と花火の世界にどっぷりとはまりに来ていただければと思います。
■田中賢三(『茅ヶ崎サザン芸術花火2018』実行委員長、茅ヶ崎観光協会会長)のコメント
サザンオールスターズそして桑田佳祐さんと茅ヶ崎の間には非常に大切な関係がございます。茅ヶ崎駅の発車メロディが「希望の轍」であることや、海水浴場の名前がサザンビーチちがさきであることは市民にとっての誇りです。サザンゆかりのビーチで、サザンの曲を聴きながら、それにぴったりと合った芸術花火を打ち上げる。非常に素晴らしいものになると思います。