MotoGP第12戦イギリスGPを前に、ドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾとホルヘ・ロレンソが意気込みを語った。
■アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGPクラスランキング4位)
チェコGPで今シーズン2勝目を記録、オーストリアGPでは最後にトップ争いに加われなかったものの3位に入賞し、ランキング4位につけるドヴィツィオーゾ。
シルバーストンの昨年のウイナーであり、ウエットレースの2015年に3位表彰台を獲得している。
「シルバーストンでも引き続き競争力があると思う。昨年は最高の戦略で優勝することができたし、このコースでは最速ではないにも関わらず、正しいポジションにいる」
「シルバーストンは、タイヤの消耗、特に前腕の上がりなど体力に対する要求、変わりやすい天候など、いくつかの理由で本当に難しいコースだ。それに加えて路面のコンディションも考慮しないとならない。再舗装されたことで、昨年までのような路面のバンプが解消しているといいね」
■ホルヘ・ロレンソ(MotoGPクラスランキング3位)
前戦オーストリアGPで今シーズン3勝目をマーク、ランキング3位に浮上したロレンソ。シルバーストンではヤマハ時代の2012年と2013年に優勝、2014年に2位に入賞するなどロレンソが得意とするコース。
ドゥカティ1年目の昨年は予選5番手から5位に入賞している。
「シーズンの中でも難しいレースだったが、ウイークを通じて重要な改善を続け優勝できたオーストリアの後、8月3レース目のグランプリを迎える。僕らはうまく行っているし、あらゆるコースで戦闘力がある」
「シルバーストンは大好きなコースで、いい思い出があるが、常に天候が重要なファクターとなる。できればドライで走りたい。でも、どんなコンディションでも、モータースポーツの伝統と多くのファンを持つイギリスでレースをすることはすばらしい」