ホンダは8月23日、本格オフロードモデル『CRF450L』を9月20日に発売することを発表した。
CRF450Lはモトクロス競技専用車である『CRF450R』をベースに公道走行に必要な保安部品などを装備したオフロードモデル。『Attack next trail』を開発キーワードに、CRF450Rで培ったオフロードの走破性を持ちながら、公道走行における操作の楽しさを実現した。
搭載するエンジンは水冷4ストロークOHC(ユニカム)4バルブ単気筒。CRF450Rに採用されているエンジンをベースに、バルブタイミングなどの仕様が変更されている。低回転域の粘り強さとともに、中回転から高回転域にかけて扱いやすいエンジン特性を持つ。
車体もCRF450Rのフレーム、スイングアームをベースとしているが、ピボットプレート、アルミ製のサブフレームは新設計。また、ヘッドパイプは専用設計で、フロントフォークとリヤサスペンションは舗装路から未舗装路まで幅広い路面状況に対応できるよう専用のセッティングが施されている。
灯火類はすべてLED化。リチウムイオンバッテリーの採用により、車体の軽量化とマスの集中化を行った。
カラーリングは競技専用車のCRF450Rをイメージさせるもので、ホンダのモトクロスマシンに採用されているエクストリームレッドをメインカラーとし、ホイールリムはブラックとなっている。
メーカー希望小売価格は129万6000円(税込み)。上述のとおり、9月20日より販売が開始される。