8月23日、『第47回サマーエンデュランス 鈴鹿10時間耐久レース』のイベントとして開催される予定の『鈴鹿モータースポーツフェスティバル「~交通安全を世界へ~レーシングカーパレード」』だが、台風20号の接近にともない一部のイベントが中止となったものの、午前11時30分から予定されているレーシングカーパレードは予定どおりに開催されることになった。
この『鈴鹿モータースポーツフェスティバル』は、鈴鹿10時間の開催にあわせサーキットからイオンモール鈴鹿まで、鈴鹿市道加佐登鼓ヶ浦線(通称サーキット道路)を出場するGT3カーたちがパレードするというもの。同時に、イオンモール鈴鹿の駐車場を使ってFMX等のイベントが開催される予定となっていた。
ただ23日は台風20号が接近しており、この日の三重県内も曇天模様で、前夜には雨も降っていた。ただ、午前8時30分の時点でサーキット周辺は風があるものの曇天で、サーキット道路もところどころ濡れているものの、GT3カーならば十分走行ができそうだ。
鈴鹿サーキットではこのイベントについて、サーキット道路でのパレードは実施の方向で準備を進めており、イオンモール鈴鹿の館内センターコートを使ってトークショー等も実施予定だとTwitterで告知した。ただし、今後の天候悪化にともないイオンモール鈴鹿での公開車検・マシン展示やFMXが中止となったことも同時にアナウンスされている。ただし、午前10時30分になんらかの警報が出た場合、パレードの中止もあるという。
スパ24時間等、海外ではしばしば開催され、地域との密接な関係をうかがわせる公道パレード。日本では歴史的な試みとなる今回の鈴鹿でのパレードだけに、このまま天候がもつことを願うばかりだ。