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インディカー:ウィケンスの脊椎修復手術が無事終了。容態安定も後遺症の程度は不明

2018年08月22日 10:51  AUTOSPORT web

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脊椎損傷への外科的処置を受けたロバート・ウィケンス
インディカー・シリーズと、同シリーズに参戦するシュミット・ピーターソン・モータースポーツは8月21日、第14戦ポコノでクラッシュし、病院で治療を受けているロバート・ウィケンスに関する続報を発表。現地月曜夕方に始まった脊椎損傷への外科的処置が成功したことが明かされた。

 第14戦ポコノの決勝レースで、マシンが空を舞いフェンスを直撃する大クラッシュを起こしたウィケンス。アクシデント後、ウィケンスはヘリコプターでペンシルバニア州にあるリーハイ・バレー病院へ緊急搬送された。

 怪我の程度については下肢や右腕、背骨、肺などを損傷していることが発表されており、MRI検査を経て、まずは脊椎と胸髄損傷への対処として、月曜夕方からチタン製のロッドやネジなどを埋め込む手術が行われた。

 その手術が無事に成功し、ウィケンスの容態も安定しているとのことだが、現時点で脊椎損傷の後遺症がどの程度のものになるかは不明だという。

 なお、今後は事故で負傷した下肢や右腕への手術が予定されている。