ドキュメンタリー映画『バスキア、10代最後のとき』が12月下旬から東京・YEBISU GARDEN CINEMAで公開される。
1988年に27歳で逝去したアメリカの画家ジャン=ミシェル・バスキアの没後30年を記念して製作された同作は、アーティストとしてのバスキアの誕生の秘密に迫るドキュメンタリー。バスキアが名声を得る前の1970年代から80年代のニューヨークの社会やアート、ムーブメントに焦点を当て、初期の作品や影響を受けたとされる詩、音楽を交えながら、アーティストとして羽ばたいていく姿を映し出す。原題は『BOOM FOR REAL THE TEENAGE YEARS OF JEAN-MICHEL BASQUIAT』。
出演者は、生物学者のアレクシス・アドラー、ミュージシャンのファブ・ファイブ・フレディ、グラフィティーアーティストのリー・キュノネス、映画監督のジム・ジャームッシュ、ファッションデザイナーのパトリシア・フィールドら。監督は『豚が飛ぶとき』のサラ・ドライバーが務めた。