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大杉漣が6人の死刑囚と対話 最後の主演映画『教誨師』ポスター&予告編

2018年08月21日 19:21  CINRA.NET

CINRA.NET

『教誨師』ポスタービジュアル ©「教誨師」members
映画『教誨師』のポスタービジュアルと予告編が公開された。

2月に急逝した大杉漣の初プロデュース作で最後の主演映画となる同作は、受刑者に対して道徳心の育成、心の救済に努め、彼らが改心できるよう導く「教誨師」をモチーフにした作品。死刑囚専門の教誨師である牧師・佐伯と6人の死刑囚が教誨室で繰り広げる会話劇が描かれる。

予告編では、大杉漣演じる佐伯が古舘寛治演じる心を開かない無口な男・鈴木をはじめ、烏丸せつこ演じるお喋りな関西の中年女性・野口、五頭岳夫演じるお人好しのホームレス、光石研演じる気のいいヤクザの組長・吉田、小川登演じる家族思いで気の弱い・小川、玉置玲央演じる高宮ら6人の死刑囚と対話を行なう場面や、高宮と佐伯の「何も知らないくせに大きなお世話なんだよ」「知らないことはとっても怖いんですよ」というやりとり、佐伯が死刑執行に立ち会うシーンなどが確認できる。あわせて公開されたポスタービジュアルには、「死刑囚6人との対話が始まる。」というキャッチコピーと共に、佐伯と6人の死刑囚の姿が写し出されている。