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WEC失格裁定について豊田章男社長がコメント。「我々のクルマづくりはまだまだ至っていない」

2018年08月21日 17:41  AUTOSPORT web

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2017年のル・マンでWECの現場を訪れた豊田章男社長
8月19日に決勝レースが行なわれたWEC世界耐久選手権第3戦シルバーストンで、TOYOTA GAZOO Racingは8号車トヨタTS050ハイブリッドが1位、僚友の7号車トヨタTS050ハイブリッドが2位でフィニッシュしたものの、レース後の再車検で車両規定違反が見つかり、レース結果から除外される失格処分を受けた。この処分について現在、トヨタは裁定への対応を検討している最中だが21日、トヨタ自動車の豊田章男社長がコメントを発表。レース後に出された厳しい結果を残念に思うと語るとともに、6時間レースを戦い抜いた6人のドライバーたちに申し訳ないと謝罪している。
 
 今回発表された豊田章男社長のコメントは以下のとおりだ。
 
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WEC第3戦シルバーストーン6時間レースの結果について 豊田社長コメント

レースでは2台のドライバー達が全力でクルマを走らせてくれました。

終始、ファンの心を熱くするような走りだっただけに、今回の裁定でその結果を失うことになってしまったこと、本当に残念に思います。

“全力で走らせ、結果を得られるクルマ”をつくることができていなかったことを6人のドライバー達に、まずは謝りたいと思います。申し訳ありません。

一方で、今回、ドライバー達が極限までクルマを追い込んでくれたことで、我々のクルマづくりはまだまだ至っていないということに気づくことができました。

そこまでの走りをしてくれたことにも感謝しています。ドライバーのみんな、ありがとう。

我々は、クルマをもっと強くして、次のレースに向かってまいります。

そして、ドライバー達には次の富士戦で、もう一度、思いきり走ってもらい、チャンピオンシップ獲得に向け、ワン・ツー・フィニッシュを果たして欲しいと思います。

ファンの皆さまには、その2台の姿をご期待いただき、引き続き、応援をいただければと思います。
よろしくお願いいたします。