アジア大会に出場中の男子バスケットボール代表の4選手が、公式ウェアを来たまま開催地ジャカルタ市内の歓楽街を訪れた問題で、日本選手団の山下泰裕団長は8月20日、4選手の代表認定の取り消し処分を発表した。
同日に放送された『バラいろダンディ』(MX系)では、一連の出来事に対して武井壮が、
「これは言うことがないくらい考えが浅かったなって思う」
と怒りをあらわにした。(文:石川祐介)
夫にプロバスケ選手を持つ本田アナ「このニュースを読まなきゃいけないのが悲しい」
公費を使って派遣されているのに、派遣期間中に代表のユニフォームを着たまま歓楽街へ行くというのは「日本代表らしからぬ活動」と指摘。続けて、
「本当にバスケットボールのイメージを著しく悪くしちゃうと思う。今バスケ界すごい頑張っているし、スリーバイスリーも今度オリンピックみたいな流れで、ドンドン盛り上がっているところなので、こういうので水差さないであげてほしいなっていうのを感じますね」
と話す。
バスケットボールは2016年にプロリーグ「Bリーグ」が生まれ、各地で盛り上がりを見せている。3人制バスケットボール「3x3」(スリー・バイ・スリー)は東京オリンピックから正式種目に採用されていて、今後の人気拡大が期待されていた。そんな中での不祥事に、落胆したバスケファンは少なくないだろう。
また、この日に番組アシスタントを務めた本田朋子アナウンサーは、夫にBリーグ・アルビレックス新潟BB五十嵐圭選手を持つ。「本当にこのニュースを読まなきゃいけないのが悲しくて。当該選手は将来有望な選手だっただけに、残念だなって思って」と心境を吐露した。
「『教えてあげてないから行っちゃいました』って話じゃない」
漫画家の倉田真由美さんは「このぐらいのことでと私なんか思っちゃう」と代表認定の取り消し処分は重すぎるのではと問うが、武井さんは「プライベートで合宿でも行ってるなら、まだいいです。でも、日本代表で行ってる時にそれはないです」とキッパリ。
「被害がね、『ちょっとごめんなさい』のレベルじゃなくなりますから。選手達はこれで二度と代表に呼ばれないんじゃないかってぐらい評価も下がります」
ただ、倉田さんは「若い子だから、教えてあげないと。認識甘いままの子っていっぱいいるんじゃないかな」と若い選手への指導が徹底されていたのかを聞くと、
「『教えてあげないと』ってそんなこと当たり前に言われてると思いますし、当たり前にみんな守ってることだと思います。別に『教えてあげてないから行っちゃいました』って話じゃないと思います」
と最後まで主張を変えなかった。