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ジム・ジャームッシュも登場 バスキア没後30年記念作品『バスキア、10代最後のとき』12月公開

2018年08月21日 10:11  リアルサウンド

リアルサウンド

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 ダヴィンチ、ピカソ、ウォーホルと並ぶニューヨークの天才アーティスト、ジャン=ミシェル・バスキアのドキュメンタリー映画『Boom for Real: The Late Teenage Years of Jean-Michel Basquiat』が、『バスキア、10代最後のとき』の邦題で12月下旬より公開されることが決定した。


【画像】『バスキア、10代最後のとき』


 NYのストリートから時代の寵児となり、20世紀の重要なアーティストとなったバスキア。1988年8月12日、27歳という若さでこの世を去ってから30年、世界の美術館やコレクターから熱い注目を浴び、大回顧展『ブーム・フォー・リアル』もロンドンを皮切りに世界で巡回している。


 バスキア没後30年を記念し製作された本作は、天才アーティスト誕生の秘密に迫るドキュメンタリー。まだ名声を得る前の、1970から80年代のNYの社会やアート、ムーブメントに焦点を当て、初期の秘蔵作品、影響を受けた詩や音楽を交えながら、アーティストとして世界へ羽ばたいていく姿を捉える。


 本作には、ミュージシャンのファブ・ファイブ・フレディ、グラフィティ・アーティストであり、『ワイルド・スタイル』主演のリー・キュノネス、映画監督ジム・ジャームッシュ、『プラダを着た悪魔』のファッション・デザイナー、パトリシア・フィールドらも登場。同じ時代をNYで過ごした『豚が飛ぶとき』のサラ・ドライバー監督が、映像や音楽とともに、バスキアのストーリーを紡いでいく。


(リアルサウンド編集部)