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インディカー第14戦ポコノ/レース序盤の多重クラッシュで赤旗中断に

2018年08月20日 04:01  AUTOSPORT web

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予選6番手から決勝レースに挑んだロバート・ウィケンス(シュミット・ピーターソン)
ポコノ・レースウェイで開催されているインディカー第14戦。レース序盤の7周目で5台が絡む多重クラッシュが発生。レースは赤旗中断となっている。

 トリッキー・トライアングルと呼ばれる3つのターンで成り立つポコノ・レースウェイでの500マイルレース。曇り空の下、スタートを迎えるも、グラハム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)がスピンサー・ピゴット(エド・カーペンター・レーシング)が接触。1周目からイエローコーションとなる。

 7周目にリスタートを迎えると、ポールスタートのウィル・パワー(チーム・ペンスキー)をアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)が交わしトップを奪取。

 3番手のジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)は少し遅れ、3番手争いはライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)とロバート・ウィケンス(シュミット・ピーターソン)がサイド・バイ・サイドで争う展開に。

 ここでウィケンスがハンター-レイに接触。ハンター-レイはウォールにヒットし、ウィケンスもハンター-レイのマシンに乗り上げフェンスに激しく接触。マシンは大破し、回転してインサイド側にストップ。

 このクラッシュを避けたジェームズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン)もスピンを喫し、ピエトロ・フィッティパルディ(デイル・コイン)が接触。佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)もこのクラッシュに巻き込まれ、2台のオイルをかぶりウォールに接触。5台がリタイアとなる多重クラッシュとなった。

 ハンター-レイ、フィッティパルディ、そして佐藤琢磨も自力でマシンを降りたが、ヒンチクリフは手を痛めた模様。そして、マシンが大破したウィケンスはセーフティクルーが救出。ドクターヘリで病院へ搬送されたが意識はあると発表された。

 フェンスの修復もあり、現在レースは8周で赤旗中断となっている。