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野左根、中須賀と高橋巧を超えるタイムを出して「燃え尽きた感じがした」/全日本ロード第6戦JSB1000予選トップ3会見

2018年08月18日 18:21  AUTOSPORT web

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予選会見に臨んだ野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM #5)、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)、高橋巧(Team HRC)
ツインリンクもてぎで開催されている全日本ロードレース選手権第6戦は予選を終え、予選トップ3の野左根 航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM #5)、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)、高橋巧(Team HRC)が会見に臨み、予選の走りを振り返るとともに決勝レースへの意気込みを語った。

■野左根航汰/YAMAHA FACTORY RACING TEAM #5(ポールポジション)
「Q1からQ2までが非常に短かったから忙しい予選でした。ひと息つきたかったので、Q2のはじめはピットにいて、落ち着いてから出て行ったのがよかったのかなと思います」

「予選では特にタイムの想定はしていなくて、単純にポールポジションを取りたいという気持ちで臨みました。いい感じで走ることができました」

「Q2の最初はピットでモニターを見ていたし、チームから出されるボードでトップのタイムを見ていたけど、ポールは難しいなと思っていました。そうしたら1分48秒5が出て、燃え尽きた感じがしました。昨日よりも風が弱く、コンディションもよかったので走りやすかったです」

■中須賀克行/YAMAHA FACTORY RACING TEAM(予選2位)
「厳しい予選でした。鈴鹿8耐での転倒の影響で、体が万全ではありませんが、日ごとによくなってはいます。自分の想定したタイムよりも出ているから、あとはどれだけアベレージが出せるかです。明日は朝のフリー走行も使って、もっと楽に乗れるバイクに仕上げて臨みたいです」

「自分の状況を踏まえると、予選もフロントロウに並べたらいいなと考えていました。ですが、それも難しいと思っていました。鈴鹿8耐の予選から走れずに3週間、もてぎではどこまで走れるか不安でした」

「もてぎはストップ&ゴーのサーキットなので身体的に特に厳しく、もっとだめかと思っていました。でもスタッフがバイクを造ってくれて、トレーナーもよくやってくれているので、明日の決勝ではそれにこたえたいです」

「決勝は23周と長いので、不安要素もありますが、あきらめたらそこでレースは終わり。最後までもがいて、ファンにいいレースを見せたいです」

■高橋巧/Team HRC(予選3位)
「昨日のART走行で転倒してしまい、初日をいい流れでは終えられませんでした。今日は前進してタイムも詰められています。明日は朝のフリー走行も使い、勝負できるように進めていきたいです」

「4輪と併催で、路面コンディションは毎セッション違います。ですが、風が昨日よりも弱かったので、みんな2分48秒台を出してくるだろうなと思っていました。本当は野左根選手と同じくらいのタイムを出したかったのですが、昨日、転倒したことで自分が慎重になっているかもしれません」