全日本F3選手権第10戦は8月18日、栃木県のツインリンクもてぎで14周の決勝レースが行われ、ポールポジションスタートの坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)が今季7勝目をマーク。2位は宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F314)、3位は大湯都史樹(TODA FIGHTEX)となった。
スーパーフォーミュラの公式予選に続き、風も強く肌寒さも感じる16時10分にフォーメーションラップが始まった全日本F3選手権第10戦の決勝。スタートでは、ポールポジションの坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)がトップで1コーナーに入り、宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)が2番手へ。3番手には好スタートを決めた大湯都史樹(TODA FIGHTEX)が続く。
トップの坪井は3周目には2番手の宮田に対して1.229秒の差を築くが、宮田からやや差が開いた3番手には、大湯を先頭に金丸悠(B-MAX RACING F3)、阪口晴南(TODA FIGHTEX)が接近戦を展開。その後方では、河野駿佑(HubAuto F318)、笹原右京(THREEBOND)をかわしてきた片山義章(YTB F318)が6番手に続く。笹原は1周目から抱えていたクラッチトラブルのため、2周目を終えてピットイン。マシンを下りている。