全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦の公式予選が8月17日、ツインリンクもてぎで行われ、石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)がポールポジションを獲得した。2番手には野尻智紀、3番手には松下信治と、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGのふたりが好調さを見せる結果となった。
一方、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がまさかのQ1敗退。マシンを降りた直後、VANTELIN TEAM TOM’Sのサインガードに向かい、ジェームス・ロシターと話していた姿から、お互いコース上でトラフィックなどのトラブルがあったと想像される。関口のチームメイトの平川亮は2番手でQ2進出を果たしている。大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)、ロシター、千代勝正(B-MAX RACING TEAM)、中山雄一(carrozzeria Team KCMG)がQ1で姿を消した。
2番手には石浦、3番手に続いたのは松下でQ2突破。一方ここで脱落したのが平川、国本雄資(P.MU / CERUMO・ INGING)、トム・ディルマン(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)、伊沢、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(VANTELIN TEAM TOM’S)。福住はアウトラップから2周目でアタックを行い1分32秒738をマークしたが、14番手でQ3進出はならなかった。
石浦がコースレコードを更新するタイムで、ディフェンディングチャンピオンが今季初のポールポジションを獲得した。石浦にとっては第三女が誕生したばかりの、うれしいポール獲得。2番手には野尻、3番手には松下のDOCOMO TEAM DANDELION RACINGが続き、ポイントランキングトップの山本は7番手、ランキング2位のキャシディは5番手となった。