映画『翔んで埼玉』の特報とティザービジュアルが公開された。
魔夜峰央が1982年に発表し、2015年に『このマンガがすごい! comics 翔んで埼玉』として復刊された同作は、埼玉県民が東京都民から迫害を受けて身を潜めて暮らしているという設定。東京でトップの高校・白鵬堂学院の生徒会長で東京都知事の息子・壇ノ浦百美が、アメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗と出会い互いに惹かれあうが、麗が埼玉県出身だったことで、2人は東京と埼玉の県境で引き裂かれるというあらすじだ。壇ノ浦百美役を二階堂ふみ、麻実麗役をGACKTが演じる。クランクアップは5月31日、公開は来年2月22日。
特報では、「今でも通行手形がなきゃ町も歩けないのよ」など「埼玉県人」を迫害する数々のセリフや、麻実麗がトンネルを駆け抜ける場面、壇ノ浦百美の「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ」というセリフ、加藤諒演じる東京で働くことを夢見る埼玉県人が「これ食べてみろ」と草を差し出すシーンなどが確認できる。あわせて公開されたティザービジュアルには「埼玉の皆様 映画化してゴメンなさい。」というキャッチコピーと共に壇ノ浦百美、麻実麗が頭を下げている姿が写し出されている。