トップへ

住宅街で豚骨ラーメン作ってたらお隣さんから苦情 ニオイ問題で「非常識」「ミヤネ屋が取材に来るレベル」の声

2018年08月17日 17:51  キャリコネニュース

キャリコネニュース

写真

住宅が密集しているためBBQ・騒音問題をはじめ、ご近所トラブルが勃発しやすい日本。明確なルールがないケースも多く、善し悪しの判断が個人のモラルに託されているということが問題をよりややこしくさせている。

ご近所トラブルの中には、「ニオイ」にまつわる問題もある。先日のガールズちゃんねるで話題になっていたのは、「臭いの強い料理を作るのは近所迷惑?」というトピックだ。(文:みゆくらけん)

「一戸建てで煙を出している訳でもないのに文句を言わることに納得できません」

一戸建てに住むトピ主。夫の趣味は豚骨ラーメン作りで、げんこつや背ガラを長時間煮込むことも多いのだという。するとそのうちお隣さんから「昨日何を作ったのか」と問われるようになり、「前から言いたかったんだけど、臭いし気分が悪くなるのでやめてほしい」と告げられたのだとか。

苦情に対し、「確かに臭いは強いと思いますが、一戸建てで煙を出している訳でもないのに文句を言わることに納得できません」とトピ主。「逆にお隣さんの旦那さんがしょっちゅう庭でタバコを吸う方で、そちらの方がよっぽど臭いし迷惑」だと主張している。

この投稿に対し、殺到したのは「トピ主に非がある」というコメントだ。隣家と密接している住環境の中では調理中のニオイや生活臭はある程度「お互いさま」だが、それが豚骨ラーメンとなると話は別ということだ。「豚骨ラーメン!?次元が違いすぎるわ(笑)」「豚骨は非常識」「正直タバコより臭いし吐きそうになる」という声を筆頭に、

「田舎の一軒家ならまだしも、住宅街で豚骨を煮込むなんて、ミヤネ屋が取材に来るレベルだよ!」

という声もある。

同じ調理のニオイでもカレーや煮物なら許容できるが、豚骨ラーメンが「無理」な理由。それはあの独特な脂っぽい動物臭に加え、「長時間煮込み続ける」という地獄も考慮されてのことだ。

「隣が毎日クサヤを焼いていたら殺意芽生える」

ほぼ1日中豚骨ラーメンのニオイに包まれながら過ごす日常はもはや日常ではなく、そんな非日常が年に数回レベルではなくしょっちゅう繰り返されていたら、もはやテロとしかいいようがない。とりあえず「お互いさまの域を超えている」というのが大多数の人の共通認識ではないだろうか。

事実、トピ主を擁護する声は非常に少なく、「そんな事で文句言われるとかいやな時代だねー」というコメントに賛同する人は少ない。また、「ご近所さんにお手製の豚骨ラーメンをご馳走したらどうですか?」という意見もあったが、そんなことをしても「確かにこれは美味し過ぎてジャンジャン作りたくなりますね。どうぞ作ってくださいませ」となるわけがなく、むしろ逆効果ではないだろうか。お隣さん的に相当キツイから勇気を出して注意したのではないかという声もあり「そこまで言われてるんならやめろよ」というコメントも多々あった。

住宅密集地で「これは遠慮したほうがよい」というものは豚骨ラーメンの他に、どういったものがあるだろう。コメントの中で見つけたのは

「隣が毎日クサヤを焼いていたら殺意芽生える」
「納豆チャーハンを作ってるらしいお家の換気扇から流れてくる臭いは軽いテロだと思った」

などという声だ。ただしニオイがキツくても短時間で済むものであれば許されるケースも多い。NGポイントは「長時間の耐えがたいニオイ」「洗濯物にニオイが染み込んでしまう」「頻度が多い」というあたりだろうか。ともかく、豚骨ラーメンに比べるとBBQなどまだカワイイ気がしてきた。基本は"お互いさま精神"を大事に大らかな心でやり過ごしたいが。