人気ユーチューバーのはじめしゃちょーが8月16日、怒りの動画を更新した。よく行くコンビニの店員からサインを複数枚求められた際、1枚に宛名がなかったことや、勤務時間中に何回もサインを求めてきたことに対して
「猛烈に怒っています」
「渡す人がいるから俺書いてるんじゃないの!? 渡す人がいないのに色紙を書く意味、何!?」
と怒りを露わにした。
「勤務中に何度もサインを求めるのは良くないと思う」とも指摘
はじめしゃちょーによると、先日コンビニに行ったところ、店員から突然「娘がファンで、よかったらサインいただけませんか?」とお願いされたという。「お金を頂いている業務中にそういうことしていいのか会社的にはわかりませんけど」と思いながらも、子どもが喜ぶのならと対応した。
この件そのものについては「まあいいですよ。書きます。いつもお世話になっているので書きますけども」としぶしぶ飲み込んだものの、「そこからですよ。カチンときましたね」と話を続ける。なんでも、娘宛てのサインをお願いした店員から1週間後、「サイン、もう2枚だけもらってもいいですか?」と言われたというのだ。
1枚は宛名があったが、もう1枚は「あ、名前は書かなくていいです」と言われたことに、
「ちょっと待ってくれ、そのサイン、誰に渡すの? あなたの周りの人のサインなら何でも書くと思ってるの?」
と怒り、
「はあ? 渡す人がいるから俺書いてるんじゃないの!? 渡す人がいないのに色紙を書く意味、何!? 名前ないんだったら、ストック用で『はじめしゃちょーにサインもらったよ、あげる』って、一応もらっておくパターンか、メルカリとかオークションで転売するかの2択にしか思えない。名前無しってどういうこと? ストックじゃんただの! 転売したいの? 転売だよね?それともなに? 誰かにいい顔したいから取っておくの?」
と叫んだ。勤務時間中にサインを求めた店員の行動についても
「お店で働いている人として、(サインを求めるのを)何度も何度もするのは良くないと思います」
と苦言を呈していた。
はじめしゃちょーのサインはメルカリで複数確認 1枚5000円の色紙は取引成立
はじめしゃちょーのツイッターにはこの件関して、様々なコメントが寄せられている。「もしかして名前無しのサインお店で飾ったりしようとしてるのかな?流石にしないかな?」と、宛名無しでお願いした背景を推測し、一概に転売目的とは言えないのではないかというコメントから、
「サインはイベントだけにした方がいい気がしますがどうでしょうか」
「もちろん仕事中にサインを求めるのは論外。上司から怒られるべきです。でも動画でキレるのではなく本人に言わないと意味ないのでは?」
などの指摘もあった。
サイン色紙の転売は、他の芸能人や著名人からも不満が出ている。歌手の西川貴教さんは今年1月、サイン色紙の転売や転売目的だと疑われる人達に対してツイッターで苦言を呈し、きゃりーぱみゅぱみゅさんらもこれに同意していた。
メルカリには8月17日時点で、はじめしゃちょーのサイン色紙やサイン済み写真集が複数出品されている。「プレゼント当選で当たったものです」と注釈がある5000円の出品は取引が成立していた。他にも、「一昨年の地元のイベントではじめしゃちょーにお会いした時に頂いた直筆のサインです。娘が部屋で飾っていましたので、若干汚れやキズはございます」と、個人が貰ったサインであると明記しているものもあった。