マクラーレンF1チームは、カルロス・サインツJr.を2019年のレースドライバーに起用することを発表した。契約期間は複数年だということだ。
レッドブルから貸し出される形で2017年後半からルノーF1チームで走っているサインツは、ダニエル・リカルドの移籍で2018年末でのルノー離脱が決定したが、リカルドの後任としてレッドブル・レーシングに戻ることなく、マクラーレンに加入することが決まった。
マクラーレンは14日、フェルナンド・アロンソが2019年にF1に参戦しないことを発表しており、空いたシートを獲得する最有力候補は、アロンソと同郷のスペイン出身、23歳のサインツであるとささやかれていた。
マクラーレンは、16日に発表した声明文において、サインツは「フェルナンド・アロンソに代わる形で複数年契約を結んだ」と述べている。サインツのチームメイトについては明かしておらず、「2019年のドライバーラインアップについては、追ってお伝えする」とのみ記されていた。候補としては、現レースドライバーのストフェル・バンドーン、リザーブドライバーのランド・ノリスらの名前が挙がっている。