鈴鹿サーキットで8月24~26日に開催される『第47回サマーエンデュランス「鈴鹿10時間耐久レース(SUZUKA 10H)」』で、SNS映えしたチームに賞金100万円が贈られる特別賞典『SNS映え賞』など、新たな取り組みが発表された。
夏の風物詩となっていた鈴鹿1000kmが生まれ変わる形で2018年に初開催される鈴鹿10時間。FIA-GT3カーで世界各国のレースを戦うチームが集まり、その頂点を争う1戦で、IGTCインターコンチネンタルGTチャレンジの1戦にも組み込まれている。
このレースにはアウディやメルセデス、ベントレーのワークス級チームが集うほか、日本のスーパーGTを戦うチームも参戦するため大きな注目を集めているが、総額1億円の賞金が与えられる点もトピックスだ。
賞金は1位が3000万円、2位が1500万円、3位が800万円で50位まで設定されているほか、ベストラップ賞やポールポジション賞、1時間ごとの総合首位チームに与えられる『1hourトップ賞』など、さまざまな種類が用意されており、今回そこに『SNS映え賞』と『メディア賞』が追加された。
『SNS映え賞』は、その名のとおりTwitterやInstagramなどのSNSでもっとも映えたチームに贈呈されるもの。SNSに投稿された写真を基に写真投稿に対する“いいね”の数などの基準をもとに鈴鹿サーキットが選定を行う。
選考対象期間は8月23~26日の決勝レース終了時点までで撮影場所は問わないとのこと。鈴鹿サーキット内はもちろん、レース開幕前に鈴鹿市内で行われる『鈴鹿モータースポーツフェスティバル』で撮影された写真も選考対象となる。
あわせて設定された『メディア賞』は、レースを取材する報道メディアの視点からもっとも印象に残ったチームに贈呈されるもの。レースを取材しているメディアが大会期間中に投票を行い、その得票がもっとも多かったチームに賞金として100万円が贈られる。
また、これまでは紙で無料配布されていた『マップ&スケジュール』が『10H TODAY』の名称でウェブサイトとしてリニューアル。より手軽に確認できるようになるとのこと。
そして、この鈴鹿10時間にあわせ、鈴鹿サーキットの公式Twitterに新キャラクター『(・X・)<テンさん』が登場する。
このテンさんは、大会期間中にTwitterで“#テンさんに質問”のハッシュタグをつけて投稿されたあらゆる疑問・質問に回答するという。テンさんは8月21日(火)から出社するとのこと。気になる疑問がある方はTwitterをつうじて、このテンさんにぶつけてみよう。
■SNS映え賞
内容:SNS映えしていたチームに対して贈呈される特別賞典
表彰対象:SUZUKA 10H出場車両チーム(チーム=車両単位)
賞金:100万円
選考基準:SNSに投稿された写真投稿を基に、下記を基準に鈴鹿サーキットが選定を行います。
1:Twitter、Instagramに投稿されている写真であること
2:チームが特定できる写真であること(車両、ドライバーなど)
3:写真投稿に対する「いいね」の数
4:公序良俗に反しない写真であること
5:指定ハッシュタグのいずれかが付いていること(#Suzuka10H、#泡トラ)
選考対象外の例:異なるチームの車両・ドライバーが写り込んでいる写真、人物・車両から、チームが特定できない写真
選考対象期間:2018年8月23日(木)~8月26日(日)SUZUKA 10H決勝レース終了時点までに投稿された写真
※写真が撮影された場所は問いません。鈴鹿モータースポーツフェスティバルで撮影された写真も選考の対象となります。
■メディア賞
内容:成績だけではなく、レースを取材する報道メディアの視点から、最も印象に残ったチームに贈呈する特別賞典
表彰対象:SUZUKA10H出場チーム(チーム=車両単位)
投票者:SUZUKA10H取材メディア(報道媒体に限ります)
賞金:100万円
選考基準:鈴鹿サーキットメディアセンター内での投票を実施し、最も多く票が入ったチームに贈呈。
投票期間:2018年8月23日(木)12:00~8月26日(日)SUZUKA10H決勝レース終了時点まで。
■テンさんプロフィール
父:センさん(46歳)、母:ハチさん(41歳)の間に2018年誕生。初開催のGT3世界一決定戦・SUZUKA 10Hにて「#テンさんに質問」役に抜擢され張り切っているが、大雑把な性格と、重要な局面でのテンパりやすさから周囲は心配している。
現在の愛車は補助輪付きのチャリンコだが、将来は欧州車メーカーのワークスドライバーになるのが夢。中途半端な関西弁で話す。好きな食べ物は青のり。「(・x・)<テンやで!」が口癖。