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時代的になくなってもいいと思うもの「お中元やお歳暮」「年賀状」「陣痛経験しないと母性わかない論」

2018年08月15日 12:31  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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昔と今とでは夏の暑さのヤバさが段違いだというのに、いまだに「クーラーは甘えだ」と考える高齢者も少なからずいる。キャリコネニュースでは先日、こうした言説にマツコ・デラックスが

「意識を新しい時代にシフトしていかなきゃいけない」「社会が変わったんだから、それに順応するのにちょっとは柔らかい頭になってください」

と苦言を呈したという記事を掲載しているが、時代の変化とともに変わっていく必要があるのは、クーラーへの認識以外にもたくさんあるようだ。(文:みゆくらけん)

「半返し。最初から半額渡せばいいのでは?」

先日、ガールズちゃんねるで「時代の流れととともに変わるべきこと」というトピックが立ち上がると、様々な意見が寄せられた。中でも特に目立っていたのは「これってもう終わらせていい風習だよね?」という類いのものだ。多くの人が本音では面倒くさいと思いながらも嫌々続けている「年賀状」はまさにそれで、

「年賀状うっざい」「平成も終わるんだし廃止してほしい!」
「もうそろそろ役目を終えていいんじゃないかと。SNSがあるしメールもある。遠く離れた人と連絡とれる時代だから」

などの声が集まっている。しかし難しいのが、「中には心からこの風習が好きで続けているっぽい人もいる」こと。そうなると止め時に困ってしまう。相手が上司など目上の人となると特に難しい。

お中元お歳暮をはじめとする「ものを贈るという風習」が時代遅れだという声も目立った。「『もの』自体が貴重だった昔と違って、今はものあまりの時代。もらった方も『もの』の処理に困るという声が多い」とコメントした人は、これからの時代

「お祝いの際はメッセージカードのみ贈るとかで良いと思う」

と続けていた。共感する人も多いのではないだろうか。お祝いの品については「お返しの半返し」にも疑問を抱く人も多いようで、

「どうせ半返しするなら、最初から半額渡せばいいのでは?お互い手間も金銭的負担も減るし」
「遠方だと送料もかかるから、半返しじゃなくなるし面倒くさい」
「特に出産内祝いは、まだ産後数ヶ月でしんどいのに苦痛だった」

などというコメントが。どれもこれも説得力がある。他に、「結婚式のご祝儀」に関しても思うところがある人は少なくないようで「会費制で引き出物も無しでいいやん」という声がチラホラと出ていた。

「結婚しなきゃ欠陥人間みたいな風潮」「根性論」も不要という声多数

別のところでは、もういらないものとして「根性論」が上がっていた。「全てにおいて頑張る必要無いし、頑張るべきところで頑張ればそれで良いと思う」と冷静な意見に共感度大だ。クーラー問題もこれに近いものを感じるが、根性論推し組には「現実を見ろ」と言いたくなることが多い気がする。

根性論と似たところで、「痛い思いをして出産してこそ一人前」的な考えがまだまだ存在していることに違和感を覚えるという声も。

「陣痛経験して自然分娩じゃないと母性がわかない論。未だに言う人いるからびっくりする」

こういうことを言う人、高齢のおばあさま・おばさま方に多い気がするが、意外に若い世代にもいる。別に誰がどんな考えを持っていても自由だし良いと思うのだが、個人的には「無痛分娩、何が悪い?」派である。

他に「結婚しなきゃ欠陥人間みたいな風潮」ももうなくていいとの声もあった。今は選択独身の人も多い。まったくもって時代遅れな風潮だと思う。