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鈴鹿10時間:オリバー・ジャービスがKCMGから参戦。23号車GT-Rの残りひと枠を埋める

2018年08月15日 11:21  AUTOSPORT web

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KCMGがブランパンGTシリーズ・アジアに投入しているニッサンGT-RニスモGT3
元アウディLMP1ドライバーで日本のスーパーGT500クラスでも活躍したオリバー・ジャービスが8月24~26日、三重県の鈴鹿サーキットで開催される第47回サマーエンデュランス『鈴鹿10時間耐久レース(SUZUKA 10H)』にKCMGから参戦することが分かった。

 アウディのWEC世界耐久選手権撤退後ベントレーに移籍し、2018年現在は古巣、ヨースト・レーシングとマツダが提携して誕生した“マツダチーム・ヨースト”の元で北米耐久シリーズの最高峰、IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップに参戦しているジャービス。

 2007年のスーパーGT第6戦、鈴鹿1000kmに宝山TOM’S SC430の第3ドライバーとして登録され、脇阪寿一、アンドレ・ロッテラーとともに表彰台の頂点に立ったイギリス人は今回、ニッサンGT-RニスモGT3を走らせるKCMGから夏の鈴鹿戦にカムバックを果たす。

 ジャービスはKCMGが走らせる2台のGT-Rのうち、残る1名のドライバーがTBAとなっていた23号車に収まることとなり、すでに参戦が明らかになっているリチャード・ブラッドレー、エドアルド・リベラティとマシンをシェアする予定だ。

 なお既報のとおり、僚友の018号車GT-Rは松田次生、千代勝正、アレキサンドレ・インペラトーリという布陣で初開催の鈴鹿10時間に挑む。