ドキュメンタリー映画『ペギー・グッゲンハイム アートに恋した大富豪』の公開日が9月8日に決定。あわせて予告編が公開された。
今年で生誕120周年、没後39年となるペギー・グッゲンハイム。1978年から79年にわたって行なわれたペギーのインタビューに基づいて制作された同作は、ニューヨークの富裕な家に生まれ、20代で第一次世界大戦終戦後のパリに単身渡った彼女が、シュルレアリスムや抽象絵画などの表現と出会って芸術家たちを支援しつつ、20世紀を代表する現代美術コレクター、そして伝説的なパトロネスになっていく経緯を追った作品だ。
予告編では、インタビューに応えるペギーの声をはじめ、ペギーが犬と戯れる様子、ベギーについての数々の証言、ロバート・デ・ニーロが芸術家の両親を支援してもらったエピソードを語るシーン、ジャクソン・ポロックが壁画を制作する場面などが確認できるほか、ペギーが自身の邸宅を美術館としてオープンしたベネチアの「ペギー・グッゲンハイム・コレクション」を建てた理由にも触れられている。