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佐野岳、『ケンカツ』第5話に謎を抱えた青年役で登場 「強い責任を感じました」

2018年08月14日 06:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 カンテレ・フジテレビ系にて毎週火曜21時より放送中の吉岡里帆主演ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』。8月14日放送の第5話に出演する佐野岳のコメントが公開された。


参考:『陸王』竹内涼真のライバル・佐野岳に注目! 運動能力と闘争心で確かな存在感


 同ドラマは、安定を求めて公務員になったものの、生活保護受給者と向き合う激務必至の生活課に配属された主人公・義経えみる(吉岡里帆)が、受給者たちの壮絶な人生に直面し、困惑しながらも奮闘していく模様を描いた人間ドラマ。主演の吉岡のほか、井浦新、川栄李奈、山田裕貴、田中圭、遠藤憲一らが共演に名を連ねている。


 佐野が演じるのは、謎を抱えた男・島岡光。第5話は、島岡がえみるの元へ生活保護を申請しにやってきたところから、物語が始まる。うつ病であるということ以外は何も話さず、親族による援助が可能かを確認する“扶養照会”も頑なに拒否する島岡。えみるは甘えているだけなのではないかと苛立ちを募らせるが、仕方なく戸籍をもとに島岡の家族のことを調べると、驚きの事実が判明する。なんと島岡は、島岡雷(小市慢太郎)という輝かしい経歴をもつ総合病院の院長の息子だった。


 父親に収入があると判断した京極は、早速、扶養照会を進めるよう指示するが、島岡が何か人に言えない悩みを抱えているのではないかと考えた半田(井浦新)は、慎重になるべきだと京極に進言。2人の意見は真っ向から対立してしまう。案の定、えみるから扶養照会を進めることを聞かされた島岡は、それを激しく拒否。しかし、その理由を明かさないため、いら立ちを隠せなくなったえみるは「決まりだから仕方ない」と、島岡の希望を突っぱねる。すると島岡はある行動に出て……。


 島岡を演じる佐野は、「すごく挑戦的なドラマだと感じていて、難しい題材をポップに、そして丁寧に描いている作品だと思っていますので、しっかり役を全うしなければという強い責任を感じました。第5話は愛がある故に問題が起こる家族のお話です。“家族という繋がりが鎖になるのか、絆になるのか”自分でも改めて家族とは何かを考えさせられた回だなと思いました」とコメント。また、同い年で初共演となる吉岡については「難しい役かもしれませんが、頑張ってくださいね!と声をかけてもらって、とても嬉しかったです。吉岡さんのそういうまっすぐな部分がえみるにぴったりだし、面と向かって言ってくれる方はなかなか居ないので、心から頑張ろうと思えました。まさに主役として現場を引っ張っていらっしゃったので、本当に素敵な方だなって思います」と撮影エピソードを明かした。


 さらに、自身が登場する第5話について佐野は、「ドラマの中でも第5話は折り返し地点。ラストまで行くための大切な回となっています。えみると同僚、新人のケースワーカーたちが、ようやく仕事にも慣れてきたという中で、新しい壁にぶつかります。1~4話とは違って、第5、6話はえみるを含めたケースワーカーたちと受給者の向き合い方がさらに変わっていきますのでぜひ見て頂きたいです」と見どころを語っている。(リアルサウンド編集部)