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MotoGP:KTM、ド・プニエをカリオの代役で起用。2019年はペドロサがテストライダー候補と明かす

2018年08月14日 00:01  AUTOSPORT web

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2015年のテストでKTM RC16を走らせたランディ・ド・プニエ
MotoGPに参戦するレッドブルKTMファクトリーレーシングは、元MotoGPライダーのランディ・ド・プニエを第9戦ドイツGPで右膝靭帯を損傷したミカ・カリオの代役としてテストライダーに起用するとSNSで発表した。

 KTMのテストライダーに起用されるド・プニエは37歳のフランス人ライダー。2006年にカワサキからMotoGPクラスデビューを飾り、2013年までフル参戦した。2018年の鈴鹿8時間耐久ロードレースではMuSASHi RT HARC-PRO. Hondaから参戦している。

 ド・プニエとKTMの契約期間は2018年末までとなるようだ。KTMは、2016年からの参戦に向け2015年から欧州の各サーキットでテストを実施。その際に、ド・プニエは、3月のバレンシア、4月のブルノ、6月のヘレス、9月のアラゴン、10月のバレンシアでのテストを担当していた。

 KTMのSNSでド・プニエは「まず、ミカ・カリオの早期回復を祈っている。2年ぶりに戻ってこられてうれしい。そして、RC16をさらに発展させるためにチームを助けたい」とコメントしている。

 なお、負傷したカリオは、2019年もKTMのテストライダーとして継続起用することが第11戦オーストリアGPで発表されている。またKTMは、カリオに加え、もうひとりテストライダーを起用することを公表しており、その候補には、現在チームに所属するブラッドリー・スミス、そして7月に現役引退を発表したダニ・ペドロサの名前が上がっている。