映画『マイ・サンシャイン』が、12月15日から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネクイントほか全国で公開される。
同作は1992年にアメリカ・ロサンゼルスで起こった「ロサンゼルス暴動」を背景にした作品。ロサンゼルスのサウスセントラル地区で家族と暮らせない子供たちを育てるミリーと、騒々しさに文句をつけながらも彼女たちを見守る隣人・オビーらが送るささやかな生活が、ロサンゼルス暴動によってやがて変化していくというあらすじだ。
ミリー役を演じたのは、2001年の『チョコレート』でアフリカ系アメリカ人として初めて『アカデミー賞』主演女優賞に輝いたハル・ベリー。オビー役を『007』シリーズのジェームズ・ボンド役で知られるダニエル・クレイグが演じている。監督・脚本は2015年のデビュー作『裸足の季節』で『アカデミー賞』外国語映画賞フランス代表に選ばれたデニズ・ガムゼ・エルギュヴェン。原題は『Kings』。音楽はニック・ケイヴ&ウォーレン・エリスが担当している。