長島がオーストリアGPで15位フィニッシュ
パウィは16位
Rd.11 オーストリアGP/レッドブルリンク・サーキット:2018年8月12日(日)
コンディション:ドライ
気温:27度 路面:41度
全25周で争われた2018年第11戦オーストリアGP決勝レースで、IDEMITSU Honda Team Asiaの長島哲太は15位のチェッカーフラッグを受けました。チームメートのカイルール・イダム・パウィは16位でゴールしました。
現地時間の午後12時20分(日本時間午後7時20分)に始まった決勝レースを、長島は8列目22番グリッドからスタートしました。3周目には24番手まで下がってしまいましたが、その後は着実に順序を上げて、最後はポイント圏内のゴールを達成しました。
一方、7列目21番グリッドからスタートしたパウィは、序盤から思いどおりのペースを掴むことに苦戦しましたが、その後は安定したタイムを刻んで長島のひとつ後ろの順位でチェッカーフラッグを受けました。
第12戦イギリスGPは、8月24日(金)に走行を開始。Moto2クラスのFP1は現地時間午前10時55分(日本時間午後6時55分)にスタートします。
長島哲太(15位/38’13.908/+27.994)
「昨日まで苦戦していた3コーナーはだいぶよくなったのですが、レースでは4コーナーや9コーナー、10コーナーのブレーキングで苦戦することになりました」
「チームがいつもがんばってくれているので、彼らのためにもポイントを獲得できたのは良かったと思います。それでも満足のできる結果ではないので、この悔しさをバネにさらにがんばります」
カイルール・イダム・パウィ (16位/38’14.407/+28.493)
「今日の決勝レースでは、チャタリングにも悩まされることになりました。そんななかでも、レースのペースは悪くなかったと思います」
「スタートでは6コーナーでミスをして大勢に抜かれてしまったのですが、そこからポジションを回復し、最終ラップに自己ベストタイムを記録できました。次のシルバーストーンでは、レース序盤をもっとうまく走れるように努力します」
青山博一 チーム監督
「今週も厳しいレースでしたが、哲太は久々にポイントを獲得してくれました。もちろん、ポイントを取ることが目標ではないので、次のレースではもっと前を走るようにがんばってほしいです」
「パウィはレース序盤のペースアップが課題です。中盤以降はいいリズムで走っていただけに、最初の5周で前と12秒差が開いてしまったことが最後まで響いてしまいました。シルバーストンでは、この部分の改善を目指してほしいです」