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レッドブルF1代表、アロンソ加入の噂を一蹴。「若手への投資が優先」

2018年08月10日 16:51  AUTOSPORT web

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フェルナンド・アロンソ
フェルナンド・アロンソに対し、2019年はレッドブルで走って欲しいと願う声が出ていることについて、チーム代表であるクリスチャン・ホーナーはその可能性をきっぱりと否定した。

 ダニエル・リカルドのレッドブルからルノーへの移籍という衝撃的な発表により、ドライバーなら誰もが望むであろうレッドブル・レーシングのシートに空きが生じることになった。

 一部には、過去に2度世界タイトルを獲得し、直近の4年間もマクラーレンでその才能を発揮し続けているアロンソに、そのシートに座ってほしいという願いもあるようだ。

 ホーナーは、F1公式ポッドキャストでトム・クラークソンのインタビューに応じ、チームの考え方や、アロンソの獲得はないとする理由について、以下のように語った。

「私はフェルナンドを非常に尊敬している」とホーナー。

「彼は非常に優れたドライバーであり、素晴らしいドライバーだ。だが、彼を獲得することは非常に難しいと思っている。彼はどのチームに行ってもちょっとしたゴタゴタを起こすことがある」

「フェルナンドが加わることがチームにとって最も健全な答えと言えるのかどうか、私は懐疑的だ」

 ホーナーは、アロンソ移籍の噂についてはこうして沈静化を図りつつ、レッドブル・グループの中からドライバーを起用するのが基本方針だとあらためて述べた。

「我々は、明らかにキャリアの終わりが近づいているドライバーよりも、若手に投資し続けることを優先する」

 来年のF1をマックス・フェルスタッペンとともに戦うドライバー候補の選択肢としては、現在ルノーにレンタル移籍中のカルロス・サインツJr.か、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーのいずれかが最有力視されている。