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世界選手権150戦目の中上、MotoGPオーストリアGPは「思い出に残るようなレースにしたい」

2018年08月10日 14:21  AUTOSPORT web

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中上貴晶/LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶、オーストリアで節目のレースを迎える

 LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶は、今回のオーストリアGPで世界選手権参戦150戦目の節目を迎えます。今回のレースウィークに先だつ水曜日には、グラーツで行われたプレイベントに他の選手たちとともに参加。大勢のファンの前で、リラックスした楽しいひとときを過ごしました。

 前戦のチェコGPは不本意な結果に終わってしまいましたが、レッドブルリンクで行われる今週のレースではチャンピオンシップポイントの獲得を目指して全力で挑みます。当サーキットのコースレイアウトは、ホンダ陣営にとって必ずしも理想的なものとはいえませんが、中上は渾身のライディングで記念すべき節目のレースを飾る意気込みに燃えています。

Takaaki Nakagami

「MotoGPやMoto2、Moto3の選手たちと楽しいひとときを過ごせたことは、とてもいい息抜きになりました。ふだんはあまり市街地を訪問することがないのですが、このような機会に街の様子や人々の雰囲気を見ることができたのは、天候にも恵まれていたこともあって、とても楽しい経験でした。大勢のオーストリアのファンに混じり来場していた日本のご家族とも、お話をできました。まさかグラーツでMotoGPファンの日本人とお会いできるとは思っていなかっただけに、うれしい驚きでした」

「レッドブルリンクはロングストレートとハードブレーキングで構成されている特徴的なコースなので、厳しい戦いになることは覚悟しています。Moto2では気持ちよく走れていましたが、MotoGPは未経験なのでまだ何ともいえませんが、FP1から全力で挑み、いいセットアップを見つけていきたいです。また、この週末は僕にとって150戦目の節目のレースです。振り返ればあっという間でしたが、いい戦いをして思い出に残るようなレースにしたいです」