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「週末映画館でこれ観よう!」今週の編集部オススメは『オーシャンズ8』

2018年08月10日 12:22  リアルサウンド

リアルサウンド

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 リアルサウンド映画部の編集スタッフが週替りでお届けする「週末映画館でこれ観よう!」。毎週末にオススメ映画・特集上映をご紹介。今週は、映画館スタッフという裏の顔を併せ持つ、リアルサウンド映画部の伏兵・安田が『オーシャンズ8』をプッシュします。


参考:大内雷電の『ハン・ソロ』評:特撮オタクが見た『スター・ウォーズ』の未来と可能性


●『オーシャンズ8』


 夏興行もいよいよ佳境! 大作ひしめく映画館も、連日盛況でにぎわっております。お盆休みを控えた今週末、大きな期待のまなざしを向けられて遂に公開となるのが『オーシャンズ8』。『オーシャンズ11』に始まるシリーズの最新作です。


 元をたどれば、ジョージ・クルーニーや、ブラッド・ピットなど豪華俳優陣が共演し、ラスベガスから大金を盗み出すというなんともゴージャスな内容だった第1作。今回は、メンバーがガラリと変わり、クルーニーが演じたダニー・オーシャンの妹・デビーが主人公。サンドラ・ブロックが演じ、女性だけのオーシャンズを新結成します。


 今作の共演陣もオリジナルを踏襲した見事なもので、ケイト・ブランシェットやアン・ハサウェイ、リアーナなどハリウッドを代表する女優が集結しました。監督を務めたのは、『ハンガーゲーム』シリーズのゲイリー・ロス。これまでシリーズを率いてきたスティーヴン・ソダーバーグは製作を務めています。


 アメリカのファッションの祭典・メットガラを舞台に、ハサウェイの首にかかる1億5000万ドルのネックレス・トゥーサンを狙い、オーシャンズたちが行動を起こします。メットガラのシーンでは、実際にキム・カーダシアンなど海外セレブが本人役で出演しており、本物さながらのゴージャス感を演出しています。


 徐々に仲間が集まっていき結成されていくチーム、パーティーに向けた入念な準備が進められ、スタイリッシュな怪盗劇が行われるというシリーズに共通する魅力がふんだんに受け継がれており、筆舌に尽くしがたい爽快感が味わえることでしょう。また、リブート作品ということもあり、オマージュを強く意識したシーンが多いのも特徴です。おなじみのあのキャラクターもカメオ出演しているので、鑑賞前にシリーズ第1作『オーシャンズ11』を復習することを強くお勧めします。


(c)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC