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ファクトタム出身、寺尾和久が手掛ける新ブランド「1/F」デビュー

2018年08月10日 11:53  Fashionsnap.com

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「1/F」デザイナー 寺尾和久 Image by: FASHIONSNAP.COM
「ファクトタム(FACTOTUM)」で経験を積んだ寺尾和久が手掛ける新ブランド「イチエフ(1/F)」が、2019年春夏シーズンにデビューする。運営はファクトタムと同様に株式会社FACTOTUMが行う。

 寺尾は1989年静岡県出身。大学を卒業後にファクトタムのショップスタッフを経て、同ブランドのEC事業などに携わった。「旅」を着想源に落ち着いたデザインの大人のワードローブを展開するファクトタムに対し、イチエフではシーズンテーマを設けず、自身がDJとしても活動していることからクラブシーンやミュージックシーンなど移りゆく東京のカルチャーを服のデザインに反映。 20代~30代の若い世代をターゲットに、音楽のように日々に少しの彩りや心地良さを与えられるようなトータルクローズを提案する 
 デビューシーズンは、ジャケットやフーディー、ベスト、デトロイトテクノにオマージュを込めたTシャツなど全20型を展開。スマートフォンや財布が入るサイズのポケットを複数あしらうなど、東京のナイトライフを手ぶらで楽しめるデザインに仕上げたという。価格帯は6,000円~4万円。メンズアイテムのみの展開だが、ユニセックスで着用できる。寺尾は今回のコレクションについて「今シーズンは比較的シンプルに、ファクトタムの世界観の延長線上にあるデザインに仕上げた。機能性を意識した素材やデザインを取り入れ、今後はもう少しストリートに寄せていきたい」とコメントした。
 ファクトタムでは9月にECサイトをリニューアルする予定で、ファクトタムのアイテムのほか、セレクトアイテムも展開。10月には、イチエフのデビューコレクションの中からTシャツの取り扱いを開始する。このほか、8月21日に渋谷のContactで開催される音楽イベント「Amazon」の会場内で、イチエフのポップアップイベントが開催される。