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山下智久、新田真剣佑から「ともちゃん」呼ばわり? 『コード・ブルー』キャストが浴衣姿で集結

2018年08月10日 10:22  リアルサウンド

リアルサウンド

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 『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』の大ヒット御礼舞台挨拶が8月9日に行われ、主演の山下智久をはじめ、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介、かたせ梨乃、山谷花純、西浦正記監督が集結した。


 同作は、2008年に放送がスタートした人気医療ドラマシリーズ初の劇場版。3rdシーズンの3カ月後を舞台に、航空機緊急着陸事故と巨大フェリー衝突事故という未曾有の事態に立ち向かう物語だ。7月28日の公開から13日間で興行収入42.3億円と、好調なスタートに出演者も喜んでいた。


【写真】舞台挨拶で笑い合う『劇場版コード・ブルー』キャストたち


 この日はキャスト全員が夏を意識した浴衣姿。色や柄にも個性が出ており、特に、藍沢耕作を演じた山下は深い”藍”色の浴衣で登場した。冒頭の挨拶では「みんなの力を合わせた『コード・ブルー』、完成して、そして皆さんに劇場で見ていただけて、感謝の気持ちでいっぱいです」と笑顔。今回の舞台挨拶は全国179の劇場で中継が行われているということで、キャスト陣はソワソワ。比嘉は「見てますか~」と劇場の奥に向かって手を振るなど、中継先のファンにも気遣いを見せた。


 また「周りからの反響はいかがですか」という司会者の質問に、新垣は「(ドラマの1stシーズンから)ずっと見守ってきてくださったという実感が湧きました。本当にありがとうございますという気持ちでいっぱいです」と話す。そこに続いて戸田が「がっちゃんが言ったことと一緒で、10年間てすごく大きかった。若い頃の5人を見ると、感動したという声を結構聞きましたし、本当に幸せな気持ちですね」と語り、劇中では少しツンとした役の戸田がプライベートで新垣を”がっちゃん”と呼んでいることが判明した。他にもキャスト陣は独特の呼び名でお互いを呼んでおり、10年という絆の強さが自然ににじみ出る舞台挨拶となった。


 また、同質問で浅利が「僕の小学校の頃の友達がすごく喜んでくれてて、こんなエピソードがあるんですけど……」とかつての同級生との過去の話を披露。オチもなく、縁もない話に一同爆笑。「なんの話? オチがない!」と劇中で恋人役を演じた比嘉にまで厳しく突っ込まれ、浅利はタジタジの様子であった。「はい、事故ってますので」と浅利の話を切り上げた比嘉は、どことなく彼が演じた冴島と重なる部分を見せた。


 会見後半ではかたせ梨乃と山谷花純も登場。かたせは開口一番、「皆さんご覧になったんですよね? 驚かせちゃってすみません」と自身の役の衝撃的な登場シーンについて触れた。また山谷は富澤未知を演じるにあたり、髪を丸刈りにしたことを報告。感想を聞かれると、「本当に役者冥利につきるなという一言です」と答えた。「もう髪は伸びましたか?」という質問に、山谷は笑顔で「地毛です」と答えた。


 さらに司会者が「現場で初めて共演して印象に残った方は?」と問うと、すぐに新田真剣佑の話題がのぼる。浅利と新田の仲良しエピソードから、話題は移り、新田から山下へ送られたメールの話へ。山下は新田から「ともちゃん、お疲れ様でした」と書かれたメールをもらったようで「おばあちゃんに呼ばれた以来で新鮮でした」と恥ずかしそうに笑って話した。「それからずっとともちゃんですか?」との問いには「基本的にはともちゃんでやらせてもらってますけども」とお茶目な切り返しを見せた。


 全体を通してやはり”10年の絆”を感じずにはいられないような掛け合いが多く、和気あいあいとした舞台挨拶であった。途中、新垣は目を潤ませ感極まった様子を見せたりと、本作のヒットをそれぞれが心から喜んで受け止めていることがうかがえた。


(Nana Numoto)