大和ネクスト銀行は8月7日、「応援に関する調査2018」の結果を発表した。調査は今年7月にインターネットで実施し、20~69歳の男女1人から回答を得た。
最近3か月にスポーツや芸能に関して「応援した」と回答した人は69.6%。応援した696人に何を応援したか聞くと、1位は「サッカー日本代表」(73.7%)。以降、「プロ野球チーム・選手」(30.9%)、「テニス選手」(23.%)、「日本以外のサッカー代表」(13.8%)と続く。
年代別にみると、20代では「アイドルグループ」(2.4%)、60代では「大相撲力士」(19.4%)が高くなった。今後応援したいものトップ3は「サッカー日本代表」(56.3%)、「プロ野球チーム・選手」(33.9%)、「高校野球チーム・選手」(23.7%)となった。
1位は「宇宙戦艦ヤマト」、定番の「狙いうち」「夏祭り」も人気
応援したいランキング3位で、現在大会が行われている第10回全国高校野球選手権だが、甲子園のアルプススタンドでブラスバンドが演奏する「応援曲」はどの曲が人気なのだろうか。
全員に聞くと上位2つは「宇宙戦艦ヤマト」(18.1%)、「ルパン三世のテーマ」(17.4%)で幅広い世代に耳馴染みのあるアニメのテーマソングが占めた。以降、「紅(X JAPAN)」(15.7%)、「狙いうち(山本リンダ)」(14.6%)、「夏祭り(JITTERIN'JINN、Whiteberry)」(13.2%)と続く。
高校野球をテーマにした漫画の中で好きな作品を聞くと、1位は「タッチ」(40.4%)で、2位「ドカベン」(16.3%)に大きく差をつけた。以降、「ROOKIES(ルーキーズ)」(11.%)、「H2」(9.8%)、「ダイヤのA」(6.6%)、「おおきく振りかぶって」(5.6%)と続く。
応援したい有名人の社会貢献活動は「斎藤工さん」の豪雨被災地ボランティア
全員に、自分自身が学生時代、親に応援してもらったことで頑張れたことを聞くと「受験」(26.4%)が最も多かった。次いで「運動会」(18.3%)、「日頃の勉強・宿題」(17.4%)、「クラブ活動、部活動」(16.%)、「習い事」「学校を楽しむこと」(同11.3%)となった。
また日本がどのような社会になることを応援したいかについては、「子どもが夢を持てる社会」(52.4%)が最も多く、「老後も安心して暮らせる社会」(48.6%)、「犯罪のない社会」(44.6%)、「子育てがしやすい社会」(39.6%)、「貧困のない社会」(35.7%)と続く。
今後応援したいと思う社会貢献活動は「被災地支援」(33%)、「自然・環境を守る活動」(27.1%)、「子育て支援の活動」(19.1%)が上位を占めた。今年7月の西日本豪雨、6月の大阪府北部地震の他、東日本大震災や熊本地震など、大災害の被災地に向けた支援を応援したいという人が少なくなかった。
またどの有名人の社会貢献活動を応援したいについては、1位は「斎藤工さん」(44件)。プライベートで豪雨被災地を訪れ、ボランティア活動に尽力した姿が注目された。
2位はユニセフ親善大使での活動やトット基金設立を行った「黒柳徹子さん」(24件)。3位は東日本大震災復興支援活動を行う「サンドウィッチマン」(18件)が挙げられ、以降「江頭2:50さん」(16件)、「羽生結弦さん」「本田圭佑さん」(同15件)となった。