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【東京医科大】鳩山由紀夫元首相「女子は入学するなと言わんばかりのゲタ」「結婚出産で離職なら、その分女子を多く入学させれば良い」

2018年08月09日 13:21  キャリコネニュース

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東京医科大が入試で点数操作を行っていた問題に対して、鳩山由紀夫元首相がツイッターで言及した。8月6日には、「全員平等の試験と謳われている以上、あってはならないことだ」とした上で、

「私もだいぶ以前にある大学関係者から聞いたことがある。このままいくと、合格者は大半女性になると。女性の方が優秀なのだから、それでいいではないか」

とコメントしている。

「ここまで男女の学歴に差がついていることに愕然とした」

東京医科大の2018年度入試では、二次試験の小論文(100点満点)で、全員に0.8の係数を掛け80点満点とし、現役~2浪男性は20点を加点していた。一方、3浪男性は10点加点、4浪男性と女性は加点なしだった。このことを挙げ8日、鳩山氏は、

「8掛けして男子に20点加算ならば、100点の女子と75点の男子が同点となる。これでは女子は入学するなと言わんばかりのゲタではないか。ここまで男女の学歴に差がついていることに愕然とした。結婚や出産の離職率が高いなら、その分多く入学させれば良い話だ」

と憤りを顕にした。いわゆる「アファーマティブ・アクション」(積極的差別是正措置)を医学部でも導入すべき、ということなのだろうか。これに対してツイッターでは、「女性が離職をしなくてはいけない今の社会の環境がおかしい。今の環境を変えるのは必須です」などの声が上がった。

点数操作は「逆クォータ制」? 「男子諸君、それは余りにも情けないではないか」

また6日には、「日本は女性議員があまりにも少ない」ともツイート。日本の女性国会議員は衆議院で10.1%、参議院で20.7%。ちなみに世界全体の女性議員の割合は23.4%となっている。

これについて「女性(議員)の一定の数を確保するクォータ制を導入すべきとの声がある」と言い、

「ひょっとして東京医大では、男子の合格者が余りにも少ないので逆クォータ制を導入したのではないか。男子諸君、それは余りにも情けないではないか。クォータ制は医者の質を下げてしまう恐れがある」

と投稿している。しかしこれに対しては、「女性の方が成績が悪ければ男性は情けなくないとお考えのように聞こえます」と反発する声も寄せられた。