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デヴィッド・ロウリー監督『A GHOST STORY』11月17日日本公開決定 ビジュアル&特報映像も

2018年08月09日 08:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 『ピートと秘密の友達』のデヴィッド・ロウリー監督作『A GHOST STORY』が11月17日に日本公開されることが決まり、キービジュアルと特報映像が公開された。


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 本作は、『ムーンライト』『レディ・バード』などを配給している北米の映画会社・A24の配給作品。田舎町の小さな一軒家に住む若い夫婦のCとMは幸せな日々を送っていたが、ある日、夫Cが交通事故で突然の死を迎える。妻Mは病院でCの死体を確認し、遺体にシーツを被せ病院を去るが、死んだはずのCは突如シーツを被った状態で起き上がり、そのまま妻が待つ自宅まで戻ってきた。Mは彼の存在には気が付かないが、それでも幽霊となったCは、悲しみに苦しむ妻を見守り続ける。しかしある日、Mは前に進むためある決断をし、残されたCは妻の残した最後の想いを求め、彷徨い始める。


 シーツ姿の幽霊となって彷徨い続ける夫を演じるのは、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』で第89回アカデミー賞主演男優賞を受賞したケイシー・アフレック。さらに『キャロル』で第68回カンヌ国際映画祭女優賞を受賞したルーニー・マーラが、夫に先立たれた妻を演じる。アフレックとマーラは、ロウリー監督の『セインツ -約束の果て-』でも共演した経歴を持つ。


 公開されたキービジュアルは、コスミック感が漂う背景に、ぽつんとシーツ姿のゴーストが佇んでおり、「これは、記憶の旅の物語」というキャッチコピーが添えられたインパクト大の仕上がりになっている。


 公開された特報映像では、マーラ演じる、夫に先立たれて悲しむ妻・Mが何かを書いたメモを壁の穴に隠す様子や、印象的なシーツ姿のゴーストとなったCが、Mを傍から見守る映像、隠したメモをとろうとする姿が映し出されている。(リアルサウンド編集部)