ジャパンネット銀行が運営する「KOUZA」は8月、若者の夏の行動に関する調査結果を発表した。調査は今年7月に、18~25歳の男女を対象にツイッター投票機能で行った。
「夏は恋に積極的になるか」と549人に聞くと、最も多かったのは「特に変わらない」(60%)。次いで「なりたいけどなれない」(28%)、「なる」(12%)と続く。また「ならない」は1人も回答しなかった。
「デートに誘われたい男子」34%、「誘う女子」45%
男性394人にデートに誘うか否かを聞くと「誘いたいけど誘えない」(39%)が最多だが、次ぐ「むしろ誘ってほしい」が34%となった。「もちろん誘う」は27%で、7割近い男性は中々誘いにくいという様子が垣間見えた。
一方、女性392人に聞くと、「男性から誘われるのを待つ」(55%)が過半数。しかし以降「自分から誘う」(29%)、「友達経由で誘う」(16%)と続く。誘う女子(合計45%)がかなりいるようだ。
去年の夏休暇の浪費具合を372人に聞くと、「まったく使ってない」(31%)が最多。次が「5万円未満」(31%)で、使っても数万円程度の人が多いようだ。一方で「10万円以上」という人も24%いた。
またインスタ映えの写真を撮るのにいくら使うか256人に聞くと、最も多いのは「1000円未満」(64%)で、以降「1000~4999円」「1万円以上」(同17%)、「5000~9999円」(2%)と続く。5人に1人はインスタ映えのために1万円以上かけているようだ。
さらに海に行く目的を402人に聞くと、1位は「泳ぐため」(64%)だが、2位は「インスタにあげるため」で23%となった。約4人に1人はインスタ映えを求めて海にいくようだ。以降「出会い」(10%)、「焼くため」(3%)となった。
調査元は「男子より女子のほうが積極的にデートに誘う」「若者の行動理由にもSNSが関わっており、投資をいとわない人も増えてきている」という点から、現代の若者は恋愛には積極的に踏み込めないが、自分の世界や日常を表現することは積極的だといえるのでは、とコメントしている。