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MotoGPブルノテスト、中上はセッティング違いの2台を比較テスト。「内容の濃いテストになった」

2018年08月08日 15:21  AUTOSPORT web

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中上貴晶/LCRホンダ・イデミツ
ブルノ事後テストで中上は好感触を掴む

 チェコGPを終えた月曜のブルノサーキットで公式事後テストが実施され、LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶は精力的な走りこみを行いました。日曜の決勝レースは、ポイント圏外の17位と不本意な結果で終えましたが、これは、前週に開催された鈴鹿8耐のマシンから乗り換え、RC213Vの感覚を取り戻すことにやや時間を要してしまったのも一因だったといえるでしょう。

 テストで中上とチームは、このレースウィークでの苦戦の原因究明に取り組み、18周を走行してしっかりと成果を得ることに成功しました。このテストで掴んだ内容を、今週末に行われるオーストリアGPに活かし、5戦連続ノーポイントの雪辱を果たしてトップ15圏内のフィニッシュを狙っています。

中上貴晶 – 14th

「今日は特に何か目新しいことに取り組んだわけではありません。ミシュランのニュータイヤもテストせず、この週末に苦戦した原因の究明に専念しました。2週連続のレースなので、セッティング違いの2台のバイクで比較を行いました」

「前回のブルノテストで試したセッティングと、昨日までのレースウィークで走っていたセッティングを比べ、苦戦の原因をしっかりと突き止めることができたので良かったと思います」

「周回数は少なかったのですが内容の濃いテストになったので、次のオーストリアに向けてさらに集中力を高めて臨みます」