キャラウェイ・コンペティションwithビンゴレーシングとして8月24~26日に開催される第47回サマーエンデュランス『鈴鹿10時間耐久レース(Suzuka 10h)』に参戦するエフジェイ/ビンゴスポーツは8月8日、同チームが走らせるキャラウェイ・コルベットC7 GT3-Rのマシンカラーリングと参戦体制を発表した。
コルベットの名門ワークスチームであるキャラウェイ・コンペティションをサポートする形で2018年に初開催される鈴鹿10時間のプロ-アマクラスに挑むエフジェイ/ビンゴスポーツ。同社は希少車ディーラーの『ビンゴスポーツ』、日本初の本格オークションハウス『BHオークション』などを展開する企業だ。
そのビンゴスポーツの代表で2017年のポルシェカレラカップ ジャパン(PCCJ)チャンピオンである武井真司を第1ドライバーに据えるチームは、ポルシェカレラカップ ジュニアプログラムドライバーの上村優太の起用をはじめ、鋼材プレートメーカーのFUJIMAKI GROUPをメインスポンサーに迎えたほか、さらに宝飾ブランドのBVLGARI ROMAのサポートを受けることをすでにアナウンスしている。
今回の体制発表では、これらに加えて新たに決定したスポンサー企業および第3ドライバー、参戦マシンのカラーリングイメージが明らかにされた。
まずドライバーラインアップでは、すでにアナウンスされている2名に加えてJAF-F4グランドチャンピオンで現在はインタープロト・シリーズで活躍中の三笠雄一が第3ドライバーに決定。武井、上村とは2017年にPCCJでタイトルを争い、三笠はシリーズ3位となっている。
チームをサポートする企業にはSMBC三井住友銀行、XSエナジードリングなど世界的知名度を誇る企業やブランドが数多くスポンサーとしてつき、参戦マシンである37号車コルベットC7 GT3-Rを各ブランド、企業のロゴが彩ることに。
そのコルベットのマシンカラーリングは、白を基調としたベースカラーに左右非対称のデザインが用いられたものととなっており、これは人気ファッションレーベルの『Supreme』や『Marc Jacobs』のデザイナーを長年務めたディエゴ・モスコーソが立ち上げた、ニューヨークを拠点とするストリートサッカークラブ『Nowhere FC』とビンゴスポーツのデザインチームのコラボレーションによって生まれたものだという。
これはアメリカ・ニューヨークを拠点に活動するフットボールアパレル『NOWHERE FC』とビンゴスポーツのデザインチームのコラボレーションによって生まれたものだという。
武井、上村、三笠という指折りのブロンズ/シルバードライバーを揃え、レーシングコルベットのスペシャリストであるキャラウェイとともにコルベットを走らせるビンゴスポーツ。参戦するプロ-アマクラスでの活躍はもちろん、総合順位でも上位進出を果たせるか、その走りに注目したいところだ。