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草なぎ剛、柄本時生、満島真之介が声優に STUDIO4℃新作『ムタフカズ』10月公開

2018年08月07日 12:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 『鉄コン筋クリート』のSTUDIO4℃最新作『MUTAFUKAZ』が、10月12日に公開されることが決定し、草なぎ剛、柄本時生、満島真之介が声優を務めることが発表された。



 本作は、フランスのバンド・デシネ作家のギヨーム“RUN”ルナールと、ゲーム・書籍など多彩なメディアで作品を発表する制作会社ANKAMA、アニメーション制作会社STUDIO4℃のコラボレーション映画。


 犯罪者と貧乏人の吹き溜まりの街であるDMC(ダーク・ミート・シティ)に生まれ育ったアンジェリーノ(通称“リノ”)は、ガイコツ頭の親友ヴィンスとボロアパートの一室に同居している。バカで臆病な友達のウィリーも加え、3人で毎日つるんでダラダラ過ごしているが、将来の見通しはない。そんな中、天使のような美少女ルナにひと目惚れした直後に遭った交通事故のせいで奇怪な幻覚を見るようになるだけでなく、黒服の男たちや武装警官に命を狙われて、街中を逃げ回る羽目になる。そんな絶体絶命の危機に陥ったとき、スーパーパワーに目覚めたリノは、あっという間に追手を倒してしまう。


 主人公・アンジェリーノの声優を務めるのは、映画・テレビに限らずYouTubeやウェブ番組など多方面でのさらなる活躍が話題となっている草なぎ。ヴィンス役を柄本、ウィリー役を満島が務める。


 今回のキャストの起用について、監督・絵コンテを務めた西見祥示郎監督は、「性格と雰囲気とボディイメージが3人のキャラクターにピッタリなこと、それに加えて3人のバランスが上手く出ることを大切に考えてキャスティングさせて頂きました」とコメントしている。


 また、声優を務める草なぎ、柄本、満島、また、西見監督と木村真二美術監督のコメントも公開された。


コメント一覧
草なぎ剛(アンジェリーノ役)
『鉄コン筋クリート』という作品が大好きなので、そのスタッフとご一緒できるのがとても嬉しかったです!人間の愛という普遍的なテーマがストレートに表現されていて、“愛によって弱さが強さに変わる!”ということを感じていただけたら嬉しいです!


柄本時生(ヴィンス役)
望まれずにバケモノになってしまった主人公がそれに抗っていく物語は面白いと思います。キャラクターたちの想像力が存分にでていてアニメーション映画の魅力が最大限に出ていると思いました。自分の声が人様に届くことはなかなかないので楽しくきいていただけたらと思います。


満島真之介(ウィリー役)
僕が演じたのは、中身は人間、見た目は“矯正しているコウモリ”として描かれている役柄です(笑)アニメーションでしかできない世界観の中で、今まで自分には無かったやり方で挑戦したいと思ったんです。“声だけで表現をする”という事に、とても希望を感じていて、眼で見える情報だけではなく、あえて“耳で聞く”という事にフォーカスを当てると、人間の元々抱くイメージや記憶を超えた新鮮な驚きや、ハッと気づくものがあると思うんです。ものすごく興味深い作品と共に、自分自身も前進させてもらっています。


西見祥示郎監督
個性的な声の俳優キャストさんのおかげで作品がより面白くなりました。ランさんの音楽も超イケてると思います。映画を観て頂ける皆さんに喜んでもらえると幸いです。ムタフカズをよろしくお願いします。


木村真二美術監督
中学生の頃夢中になったフランス映画。こんな形で参加できて光栄です。アンカマやランさんたちとの密度の濃い合作。そしてひさびさの4℃っぽい映画が完成しました。80’s無国籍ムービーをお楽しみください。 (リアルサウンド編集部)