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「レッドブル・ホンダF1は2019年から勝利を狙える」とトロロッソ代表

2018年08月07日 07:51  AUTOSPORT web

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レッドブルRB14とトロロッソSTR13
トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、ホンダのパワーユニットの今の状況を見る限り、2019年にレッドブル・ホンダは優勝争いに加わることが可能であるとの見解を示した。

 ホンダは2018年にトロロッソとの提携をスタート、2019年からは姉妹チームのレッドブル・レーシングへもパワーユニットを供給することが決まっている。
 レッドブルはメルセデス、フェラーリと並ぶ強豪チームで、2010年から2013年にダブルタイトル4連覇を達成。2014年以降も、2015年を除き、毎年優勝を獲得している。

 ルノーからホンダにパワーユニットを変更したレッドブルが、2019年にどういうパフォーマンスを見せるのか、注目されるところだ。トストはレッドブルとホンダは提携初年度から優勝することを目指していくものと考えている。

「ホンダとのコラボレーションは非常にうまくいっている」とトストはスペインのMarca紙に対して語った。
「ホンダは極めて優秀で真面目な企業だ。昨年に比べると大きく改善した」

 トストは、2019年にレッドブル・ホンダが勝つ可能性は十分あると示唆した。

「我々のチーム(トロロッソ)の体制で勝つのは難しい。だがレッドブルはトロロッソの3倍のスタッフを抱えており、すべての面でレベルが違う。ホンダは大きな成功を収めてきた企業であるし、優勝したいという強い気持ちを持っている」

「(アップデートが導入された)カナダで0.3秒速くなった。アメリカでも向上するだろう。そして2019年にはさらに良くなるはずだ。(ホンダの)パワーユニットは高い競争力を発揮すると確信している」

「来年のレッドブルの目標はシンプルだ。もちろん優勝することだ」

■「マクラーレン・ホンダが成功しなかったことは、レッドブル陣営にとってラッキーだった」


 ホンダは2015年にマクラーレンにパワーユニットを提供する形でF1に復帰したが、マクラーレン・ホンダのパッケージは3年間を通して大きな向上を見せず、2017年末で契約は解消された。

 トストは、マクラーレンがホンダとの提携をうまく軌道に乗せられなかったことでトロロッソとレッドブルにチャンスが巡ってきたとして喜んでいる。

「(我々にとっては)幸いなことに、マクラーレンはうまくやれなかった。昨年の時点で私は『これほど素晴らしいコラボレーションであるにもかかわらず、なぜここまで批判できるのか? しかも彼ら(ホンダ)は大金をもたらしているというのに』と思っていた」

「彼ら(マクラーレン)のシャシーがどこよりも優れていたというのは事実ではない。彼らは我々を笑っていたかもしれないが、今は私が笑う番だ」