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ゲゲゲの鬼太郎・目玉おやじ「学校で勉強する必要はない。じゃが学ぶ必要はある」が深いと話題 「悪い大人に騙されたあとでは遅い」

2018年08月06日 13:31  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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8月5日放送のアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(フジテレビ系)の第19話で、目玉おやじの発した言葉が説得力にあると話題になっている。

今回は、子どもたちの中でまことしやかに囁かれる「おばけの学校」が登場。学校や塾を嫌がる子どもたちは「朝は寝床でグーグーグーだし、試験もないらしいぜ」と、自らおばけの学校に足を踏み入れてしまう。

不審に思った鬼太郎もおばけの学校に向かうが、妖怪の先生が行うカエルの解剖を受ける子どもたちは「本物初めて見た」と興味津々といった様子で学んでいる。

「国語がわからなければ嘘が分からない。社会を知らなければ社会そのものに騙される」

また算数の授業では、途中までしかわからなくても先生が「考え方はいいよ。あとちょっとだ」と肯定。校長室ではモンスターペアレントに対してが「子どもを思い通りにしたいのか」と憤るシーンもあった。このおばけの学校について、たんたん坊は、

「ここは好きなように勉強できるんだ。体育が嫌いなら走らなくていいし、本を読むのが好きなら一日中読んでいていいんだよ。君は何が好きかな?」
「先生は言うんだろう? 1人の100歩より100人の1歩とか。100歩歩ける子のことは考えないし、1歩も歩けない子は無理やりにでも歩かされるんだ。おばけはいいぞ。みんな個性豊かだ。そして自由だ」

という。目玉おやじが「ある意味子供の好奇心に沿った教育かもしれんのう」というのも最もだ。しかし、これらは妖怪が子どもたちを食べるための甘い罠だった。鬼太郎たちが妖怪退治し、ほっとする子どもたちに目玉おやじが説教をする。

「諸君。学校で勉強することは必要などない。じゃが学ぶ必要はある。世の中には悪い大人がたくさんいる。騙されたあとで『知りませんでした』といっても遅いんじゃ。国語がわからなければ文章の嘘が分からない。社会を知らなければ社会そのものに騙されるぞ」

「騙すやつが悪いに決まってるけど、騙されないように自分が対策することも必要」

これに対してツイッターでは「説得力ありすぎる」「目玉のおやじいいこと言うなぁ」などの声が寄せられている。

「最近、悪い大人達にそそのかされたりするのでこの言葉はハッとさせられますね…」
「騙すやつが悪いに決まってるけど、騙されないように自分が対策することも必要だよな」

一方、「学校でする必要はないかもしれないが、結局どこかで勉強はしなければならない。その際の効率を考えると、学校で勉強したほうが良い」という声も上がっていた。しかし、自衛のために学ばなければならない、といことは変わらないようだ。