トップへ

TOM’S加入5戦目で初優勝の関口雄飛「ほっとしている」/GT500優勝会見

2018年08月05日 23:41  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

スーパーGT第5戦富士 GT500クラスを制した関口雄飛と中嶋一貴
スーパーGT第5戦富士の決勝レースが8月5日、富士スピードウェイで行われ、GT500クラスはau TOM'S LC500が優勝した。ドライブした中嶋一貴と関口雄飛が優勝の喜びを語るとともに、次戦への展望を明かした。

■au TOM'S LC500
中嶋一貴
「今回、自分たちは勝たなければ今シーズンが終わってしまうと思っていました。勝ててほっとしています。ただ、内容的には難しい部分もありました。カルソニック IMPUL GT-Rのトラブルがなければ勝てなかったと思います」

「そこは(TEAM IMPULに)申し訳ないなと思いますが、今シーズンは僕たちも運がありませんでした。特に雄飛が(笑)。やっとこのコンビで勝てて、よかったと思っています」

「クルマのバランスはカルソニック IMPUL GT-Rと同じか、僕たちの方がよかったと思います。ある程度リスクを取りつつ、ノーダメージで最後まで来ることができた。(優勝は)その結果ですね。トムス初のワン・ツーフィニッシュ、最高です!」

「今シーズン、ここまで流れが来ていないという思いはありましたし、正直言って、最終スティントの最初、僕は2位でもしょうがないと思っていました。どこかでひとつ勝てば帳尻が合うと思ってやってきましたから、勝負はここからだと思っています。ここからしっかり勝負していきたいです」

関口雄飛
「チーム移籍後、初表彰台、初優勝です。5戦目でやっと結果を出せてほっとしています。今回、最終スティントまでは1位を走っていませんでした。カルソニック IMPUL GT-Rのトラブルで1位に浮上しましたが、そこからは後ろに1号車(KeePer TOM'S LC500)が来ていましたし、ブレーキも厳しくとても気を使って、マネジメントしながらの戦いでした」

「トムス初のワン・ツー(※2位はKeePer TOM'S LC500)だと聞きましたので、チームとしても素晴らしい日になったと思います」

「(ピット作業で時間がかかったことについて)ピットストップで遅れましたが、人間だからミスは出てしまうものです。怒ったところで時間が取り戻せる訳ではありませんから、そこから精いっぱい追い上げよう、と気持ちを切り替えました」

「2013年からGT500クラスを戦っていますけど、燃リス(燃料流量リストリクター)が入ったことがないんです。(第6戦SUGOが)初めてです。『パワーがなくなる』ってみんなが言ってますけど、どれだけなんだろう? というのに興味がありますね。それが楽しみです」

「(次戦の)スポーツランドSUGOは燃リスの影響が少ないサーキットだから気にはしていません。今後はランキングトップ6くらいまでを見て、そこよりも前にいけるようにと考えています」