初デートは重要で、ここで「次はない」と相手に感じられたらおしまいだ。だから互いに緊張するし、できるだけ嫌われないように努めるのが普通だが、中には「1回目でこれかよ」と相手にゲンナリし、次のデートはないと確信することもある。
先日のガールズちゃんねるで話題になっていたのは、そんなガッカリな初デートを経験した人たちの経験談。「2回目のデートはないな!と思った瞬間」というトピックには、思わず「それでイケると思っていたわけ!?」とツッコミたくなるデートのエピソードが集まっている。
まず目立っていたのは「口臭がキツイ」「クチャラー」だが、これらは生理的嫌悪なのでもう仕方がない。会う回数を重ねたところでどうこうなる問題ではないため、初回で無理だと感じたら縁がなかったとするのが互いのためだろう。それより「もっとどうにかできたよね?」というパターンが問題だ。(文:みゆくらけん)
「遅刻よりガッカリ」「女友達でも飲み会提案したら店予約するものなのに」
たとえば「誘ってきたくせにノープラン」な男性。初デートで会った瞬間に「さぁ何しようか?」と言われ、行き先から何までこちら任せだと拍子抜けしてしまう。しかしこれが案外多いようで、
「ノープランが発覚した時点で『解散』でいいと思う」
「女友達でも飲み会提案したら事前に店予約するものなのにデートに誘っておいて予約どころか店すら決めないノープランってないわ~って思う」
と非難ゴーゴーだ。「ノープランかきっちりリサーチしているかその時点で明暗が分かれる」とのコメントもあり、実際「遅刻してこられるよりもガッカリする」という人も少なくなさそうだ。
理由は自分が軽く扱われている気がするから。釣った魚にエサをやる以前に、エサすらつけていない状態で来られるような気分だろうか。乱暴にいうと「会うまで脳の活動休止させてんじゃねーよ」というかんじなのである。
とはいえこの件に関しては、「ある程度ふたりで計画ねったり、もしくは予備プラン考えてたり(略)とかしないの? 人任せすぎてびっくり」という声もあがっている。たしかに突然に当日決まったデートではない限り、事前にプランを軽く探っておく時間がなかったとは考えにくい。
「『映画のタダ券があるから行こう』と誘われたけど、私の分はなかった」
またノープラン同様、「誘ってきたくせに割り勘」も少なからず嫌悪されている。ノープランも割り勘も、何度かデートを重ねた後や付き合ってからなら問題はないが「最初から」というのが女性にとって引っかかるところなのだろう。好かれようとする努力が相手から見えてこないのは虚しいということだ。
他にあがっていたのは「歩幅を合わせられない人」「店員さんに怒鳴ったり偉そうに注文される方」「ずっと携帯いじってる人」など。また、自分が非喫煙者で相手がタバコを吸う場合、マナーが気になるという声もチラホラあったが「当然のように喫煙席に座る人」「自分のタバコを(私の)カバンに入れてきた人」に「次はない」と判断したという声も。
そして思わず笑ってしまったのは、
「『映画のタダ券があるから行こう』と誘われて、行ったら私の分のタダ券はなかった」
「元カノ作成『○○くん説明書』って冊子を見せられて『僕と付き合うなら、これしっかり読んでおいてね!』と手渡された」
というもの。この域にいくとアッパレである。むしろ面白いが、後者の「○○くん説明書」男は間違いなくマザコンの気があると思う。説明書を作った元カノにもアッパレだ。