長島哲太/イデミツ・ホンダ・チーム・アジア パウィがチェコGP初日に19番手タイム
長島は24番手
Rd.10 チェコGP/ブルノ・サーキット
2018年8月3日(金)
コンディション:ドライ
気温:32℃ 路面:49℃
2018年シーズンのMoto2世界選手権が、第10戦チェコGPの開催地ブルノ・サーキットからいよいよ後半戦に突入しました。レースウイーク初日の金曜日は、午前と午後に各45分間のフリープラクティスが行われ、IDEMITSU Honda Team Asiaのカイルール・イダム・パウィが2分04秒063で初日総合19番手を記録。チームメートの長島哲太は初日24番手。ベストラップタイムは2分04秒355でした。
現地時間の午前10時55分(日本時間午後5時55分)にスタートしたFP1で、パウィはセッション後半に各区間自己ベストを更新していたラップの11コーナーでフロントを切れ込ませて転倒を喫してしまい、惜しくも18番手タイムに。長島は23番手タイムを記録しました。
午後のFP2では、パウィはラップタイムを大幅に詰め、1.218秒の更新に成功しました。長島も午前から着実に前進を見せ、1.498秒のタイムアップを果たしました。
明日のFP3は午前10時55分にスタート。午後には決勝のグリッド順を決める45分間の予選が行われます。
カイルール・イダム・パウィ (19番手 / 2'04.063 / +0.945)
「FP1ではフロントを切れ込ませて転倒してしまいましたが、それを除けばいいフィーリングで初日のセッションを終えることができました。FP2では午前からラップタイムを更新しましたが、ブレーキングポイントや切り返しなどで、リアに十分なグリップ感を得られていません。データをチェックして、明日はこの課題の改善を狙います」
長島哲太 (24番手 / 2'04.355 / +1.237)
「8耐からのバイクの乗り換えという意味では、FP1ではバイクを軽く感じて十分に攻めきれませんでしたが、FP2では感覚を取り戻せたので全く問題ありません。今は全区間で少しずつ損をしている印象で、そこをもう少しうまくまとめられれば、上位陣に近づけると思うので、明日の予選に向けても心配はしていません」
青山博一 チーム監督
「長島はFP1の走り出しで乗り換えに苦労したようですが、明日はさらにMoto2の感覚が取り戻せるでしょうから、きっといい走りをしてくれると思います。パウィは、明日に向けてバイクのバランスを見直すので、いい方向に進むと思います。両選手とも、明日はさらなる奮起を期待しています」