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吉田羊主演『コールドケース2』ゲストに井上芳雄、飯豊まりえ、山田杏奈ら

2018年08月03日 13:41  CINRA.NET

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左上から時計回りに井上芳雄、北村有起哉、坂東龍汰、成海璃子、早乙女太一、山田杏奈、飯豊まりえ ©WOWOW/Warner Bros. Intl TV Production
10月13日からWOWOWプライムで放送される『連続ドラマW コールドケース2~真実の扉~』の第7話から第9話の詳細が明らかになった。

2007年までアメリカのCBSで放送された刑事ドラマ『コールドケース』の日本版として2016年に放送された『連続ドラマW コールドケース~真実の扉~』の続編となる同作。神奈川県警捜査一課の刑事・石川百合役の吉田羊をはじめ、相棒の若手刑事・高木信次郎役の永山絢斗、ムードメーカー・立川大輔役の滝藤賢一、捜査経験豊富な金子徹役の光石研、百合たちを束ねる本木秀俊役の三浦友和が続投する。

蓬莱竜太が脚本を手掛けた第7話「光と影」は、2008年の嫉妬と欲望渦巻く小劇団を舞台に繰り広げられる物語。初舞台の本番直前に劇場の外で殺されてしまう神林イサム役に井上芳雄、神林に恋心を抱く自称アイドル・田山芳美役に飯豊まりえ、劇団の演出を務める偏屈な新屋拓真役に北村有起哉がキャスティングされているほか、村川絵梨、山本圭祐、深水元基が出演する。井上は「今回演じさせていただいたのは、俳優を目指して劇団のオーディションを受ける青年の役だったのですが、よく知っている世界ではありますが、俳優役を演じるのは初めてでしたので、自分を振り返る想いで挑みました」とコメント。

第8話「17歳の母」は、「コギャル」全盛期の1996年を舞台に、女子高生の妊娠と出産を描いた物語。妊娠、出産に戸惑う17歳の女子高生・皆本美姫役を山田杏奈、轢き逃げ事故で命を落とす赤ん坊の父親とされる男子高生・杉田武史役を坂東龍汰が演じる。さらに木竜麻生、小野莉奈、広澤草、佐藤貴史、藤谷美紀、田中健、中村優子、峯村リエ、片岡礼子、小市慢太郎らが出演。山田は「17歳で母親になる役ということで、最初は自分にできるか不安でした。でも、不安なのは、演じる役の美姫も同じだと思いますし、私も17歳なので、子供と大人の間にいる葛藤やもどかしさなど共通するところがあり、リアルなその年代の感性を大事にしてやらせていただきました」と述べている。

第9話「シベリアの涙」は、1954年を舞台に謎の死を遂げた女性新聞記者とシベリアからの帰還兵の恋物語となり、溺死体で見つかる記者・藤沢智世役の成海璃子、智世と恋に落ちる帰還兵・土岐田隆三役の早乙女太一に加えて、小林涼子、中島歩、石崎なつみ、岩本多代、山本圭、岩井堂聖子、筧美和子、木場勝己、水野久美、竜雷太が出演。アメリカから取り寄せた白黒フィルムを使用して1954年の世界観を再現するという。成海は「今回、演じる藤沢智世は1954年という時代に記者として力強く生きた女性です。実際、過去の時代というのはイメージすることしかできませんが、智世が素敵に見えるようにといつも意識して演じていました」とコメントを寄せている。

■井上芳雄のコメント
今回演じさせていただいたのは、俳優を目指して劇団のオーディションを受ける青年の役だったのですが、よく知っている世界ではありますが、俳優役を演じるのは初めてでしたので、自分を振り返る想いで挑みました。また、実際に舞台セットでの撮影や、稽古場でのシーンもあり、追体験をしているような感覚で演じました。蓬莱さんの脚本で演じられたことは嬉しかったですし、共演者の方も皆さん素敵な方で、いい時間を過ごさせて頂きました。

■飯豊まりえのコメント
今回、演じさせていただいた田山という役は、警察の取り調べを受けたり、キャラクターも今まで挑戦したことのない役柄だったので新鮮でした。また、役者に憧れて芸能界を夢見ているといったところは自分と同じでしたので、不思議な感覚で演じました。演劇界の揉め事、男女のいざこざ等、すごくリアルに描かれていますのできっと面白い回になると思います。

■北村有起哉のコメント
新屋は舞台の演出家ということで、自分も舞台出身ですので、自然と演出家としての役が、自分の体験談や記憶から紡ぎ出せたところがありました。いろんな演出家にお世話になったので、あらゆる人を想像しながらそれをパズルのように繋げて演じました。コールドケースという作品は、全体を通して、字通りある種の冷たい世界観があり、そこが魅力なのですが、そこに違った色も足せたらいいなと思い演じました。

■山田杏奈のコメント
吉田羊さんなど、出演されている皆様が尊敬する先輩ばかりでしたので、作品に参加させて頂く事ができて嬉しかったです。17歳で母親になる役ということで、最初は自分にできるか不安でした。でも、不安なのは、演じる役の美姫も同じだと思いますし、私も17歳なので、子供と大人の間にいる葛藤やもどかしさなど共通するところがあり、リアルなその年代の感性を大事にしてやらせていただきました。

■坂東龍汰のコメント
シーズン1を見て、大好きな作品でしたので、撮影前から楽しみでドキドキしていました。さらに、こういう大きな役をやらせて頂くのは初めてでしたので感謝の毎日でした。自分が演じる杉田武史は90年代の高校生で彼女を妊娠させてしまいます。その立場に自分がなっていたらと考えて演じるとともに、そのような中でも、色々と決断を下していく武史の強い意志に胸を打たれました。

■成海璃子のコメント
素晴らしい脚本で、相手役の早乙女さんも本当にぴったりの役柄で、今回、初めての共演でしたが、ご一緒できて良かったです。また、モノクロフィルムでの撮影もなかなかないことですので貴重な経験でした。今回、演じる藤沢智世は1954年という時代に記者として力強く生きた女性です。実際、過去の時代というのはイメージすることしかできませんが、智世が素敵に見えるようにといつも意識して演じていました。

■早乙女太一のコメント
今回、舞台は60年以上前で、演じた土岐田隆三は、シベリアからの帰還兵ということで、想像できない部分が大きく、不安でしたので事前に色々と調べて撮影に臨みました。シベリアの収容所での生活を経験した土岐田の抱える苦しみは計り知れないと思います。シベリア抑留のことを今までそんなに知らなかったので、こうして色々と調べて、こういう形で、自分が演じられて、本当に良かったと思っています。