事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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ルノーはカルロス・サインツJr.を手放し、来シーズン開幕からエステバン・オコンをその後任に据える可能性があることを認めている。チームはハンガロリンクで、オコンおよび彼のマネジメント担当、また現在契約を有するメルセデスとの交渉を行なっていることを明らかにした。
ハンガリーGPの週末、メルセデスのトップであるトト・ウォルフはオコンの将来の妨害はしないとの意思を示し、彼が将来的にメルセデスのドライバーになる可能性が低いことをほのめかした。パドックでは、オコンとルノーとの契約は2020年までであり、夏季休暇期間中に発表されるとも噂されている。
これによってカルロス・サインツJr.は難しい立場に立たされている。マクラーレン移籍が最も可能性の高い動きであると考えられるが、彼はザウバーとの交渉についてもオープンにしており、マーカス・エリクソンのシートを狙っているとの見方もある。
これは、もうひとつのシートにはシャルル・ルクレールが残留するか、フェラーリのジュニアドライバーであるアントニオ・ジョビナッツィが収まる可能性が高いためである。
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