伝統のイモラ 3つのポディウムを獲得!
フェラーリと深い縁で結ばれた伝統のサーキット、イタリア/イモラ。ここでプレマ・セオドール・レーシングのF4チームは堅実な走りで今回も着実な結果を重ねることに成功した。
ブラジルのFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)ドライバー、#74 エンツォ・フィッティパルディはシリーズタイトルを視野に入れ、全身全霊をこのレースに尽くし、二度のポディウムを勝ち取ることに成功。レース1こそ4位に終わったものの、レース2・3はそれぞれ3位、2位表彰台を獲得。
またイギリス、MSA(モータースポーツ・アカデミー)ドライバーの#64 オリ・カルドウェルは、レース2で見事2位表彰台に登り貴重なポイントを獲得。現在ドライバーズランキング3位につけています。
FDAドライバーのルーキーである#5 ジャンルーカ・ペテコフは、3レースすべてを6位で完走し、安定した走りを見せました。女性ドライバーの#88アムナ・アル・クバイシは、レース1・2でトップ20以内でフィニッシュとなりました。
#5 ジャンルーカ・ペテコフのコメント
「結果はともかく、僕にとってはあまり満足の行くレースではありませんでした。自分自身もう少し、いいレースペースで走れたと思いますし、それができなかった自分が少し悔しいです。レース中は何度かオーバーテイクする機会がありましたが、それを活かすことができませんでした」
「最終的にはすべてのレースで6位フィニッシュとなり、ポイントを持ち帰ることができましたが、この週末は他のレースよりも、学ぶべきことが多かったように思います」
「今までのレースでは自分でも全力で走れたと感じていたのですが、今回ばかりは少し不満です。次回のニュル(ADAC)のレースではこんな後悔はしたくありません。ニュルはテストで一日しか走れませんでしたが、必ず結果を出します」
#64 オリ・カルドウェルのコメント
「今回は本当に難しかったです。たくさんのミスもしましたし、いくつか課題も見つかりました。次回はもっとポイントを取れるよう全力を尽くします」
#74 エンゾォ・フィッティパルディのコメント
「いい週末だったよ。予選も良かったしね、ポール以外は望むところじゃなかったけど。たくさんのポイントと表彰台にも登れたからね! 僕たちはチャンピオンシップに近いし、十分に勝負できる。次のレースが楽しみだよ。(イタリアは)残り2ラウンドと6レース、きっと良いバトルができると思うよ」
#88 アムナ・アル・クバイシのコメント
「レース1は悪くありませんでした。運の悪い場面もありましたが、レースペースは自分の思うように走れました。3レース中2レースは20番手以内までポジションアップもできましたから。ただレース3で他のドライバーと接触してタイヤがパンクしたのは残念でした」